ラベル 広瀬隆雄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 広瀬隆雄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010-02-11

利益の源泉

「正しい分析をする」ことではなくて「世間の注目を集める」ことで食い扶持を得ている人の読みはこんなものでしょう。

心配すべきはバイドゥ(BIDU)の方だ
> 今日、ゴールドマン・サックス証券のアナリスト、ジェームズ・ミッチェルがバイドゥの目標株価を$500から$550に引き上げた関係でバイドゥ株がこれを書いている3日ザラ場の段階で+5.24%と急騰しています。ジェームズ・ミッチェルはインドのサティヤム・コンピュータが粉飾決算を出す前にガンガン推奨していたアナリストで、まあ、ハッキリ言って余り使い物にならない奴だと思います。
> 僕は2月9日のバイドゥの決算発表については楽観視していません。

Baidu Posts 48% Jump in Profit

Far Out of the Moneyのオプションを買うタレプの戦略と同じですね。
突飛なことを沢山言う。殆どは外れるけど、元々突飛なことだから気にされない。当たれば他の人が言っていなかったことなので注目を集める。

言っている内容はさておき、戦略だけは参考になります。

2008-10-23

円建て住宅ローン

また一つ、危ないと思っていたものが実際に危なくなりました。 ハンガリーが通貨防衛の為、アグレッシブな利上げ

2008-10-13

買う買う詐欺

ちぎっては投げ:リプラスレジ またTOB期間延長w - livedoor Blog(ブログ)
時価より安値で取得し、たった18,063口のTOBを時価より高い26万で同時に実施発表した意図とは、自分らが取得した投資口価格よりも市場価格を高く誘導するためでしょう。

株価の下落なんかより - 映画を見ながら株式投資
これでもし、スポンサーが現れて、100%減資なんてことになれば、損するのは出資者だけ。おそらく銀行は無傷であろう。親のニューシティも他人事。

ここで連想するのが外国株ひろば (米国株、欧州株、シリコンバレー、ウォール街): 若し本当にモルスタを救いたいのなら株主を見殺しにするのではなく株主と力を合わせて死地を切り抜ける方法を考えるべきだ
そこには「どうせ株主の多くは現経営陣自身か、そのシンパにきまっている。奴らは資本主義の豚畜生(Capitalist pig)だから見せしめに血祭りにあげられるべきだ。どんなことがあっても国民の税金は最も有利な値段で注入されるべきである」という短絡的な考えがチラチラ見え隠れしています。

株式保有のメリットが下がっていますね。リスク対リターンが見合わなくなるような。

金融恐慌雑感(10月10日) - ■財務アナリストの雑感■  シーズン2
REITの場合は、指標面から見て激安と見えても、金融機関からの資金調達が
困難となる中、割安な価格となった状態での(第三者割当)増資が実施される
可能性は否定できません。
となれば、急激なダイリューションにより、
結果として割安感が消失してしまうかも。
リプラス・レジデンシャル投資法人がまさにコレで急落。

営業CF<借入金返済による支出(財務CF)は避けたい
去年までは、3月、9月の決算前に「お金借りてくれるお客さんいませんか?」
って法人営業部の部長さんが事務所にやってきたものだけど、最近来ない。
貸し渋りとまでは行かないけれど、銀行が借りてくれ光線出さなくなった。

2008-10-12

トロい経営者

外国株ひろば (米国株、欧州株、シリコンバレー、ウォール街): 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>はモルガン・スタンレーとの合意を履行すべきか <2>へのポジティブ・ガンマさんのコメント
このモルスタ問題については、僕も全く同感です。普通だったら、これだけの規模の資金注入はdilutionの心配の前に、まず「買い」なんですけど、ご指摘のように政府の資本注入がいつでも出来てしまうので、一般投資家は実は怖くて買いにいけないのです。資本注入後の株下落の恐怖は皆FNMやFREで経験済みですからね(^^;。

メリルの公募の際に明らかになったように、これだけの資金を投入する三菱側としては、当然に株価修正条項(MSCB型。あももちろんMorgan Stanley Claw Backの略ではありませんので(笑))とか、株価がxx%以上下落するなど尋常でない状態が生じたら条件を見直すなどのMack、もとい、MAC(material adverse change)条項などを入れてるとおもうんですよね。(そうじゃないとあまりにトロい経営者だと言うしかないですけど)。

払い込み金額の変更(減額)や払い込みの延期は、週明けのモルスタ株の暴落を生むでしょうから、この週末、今頃も必死こいて最後の条件交渉してるんじゃないでしょうか。

金額は同額。優先株の金額を増やして(ただし普通株転換行使価格は見直しで12ドルくらいに設定)、20%普通株は維持するか、踏み上げ太郎さんのおっしゃるように51%まで踏み込むか。でもその際は、当然政府の資本注入のdilution riskに対する担保条項は入れさせるとおもいます。

場所はFEDか財務省の一室、メインルームはポールソン、バーナンキ、ジョン・マック、畔柳社長、二つの控え室に双方のM&A部隊と弁護士・公認会計士。TVドラマ見すぎですかねー(^^)。あ、でも財務省のアドバイザーは誰がやるんだろう?やっぱGS?なんかシャレになりませんねー。。。

2008-10-10

踏み上げ太郎氏

友人から「言っていることは格好良いんだけれど、勧められた銘柄を買った人は大損した。何故だと思う?」って意見を求められましたし、mikeexpoさんのブログでも話題に出ていますようにスタートライン → 相場というものは、丹精込めて創っては捨てる作業の繰り返しだのコメント欄が炎上中ですので「あの時私はどう考えていたか」のメモの意味も込めて書いておきます。

磁石のようにお金を集められる人が偉い?にて、さわかみファンドの立ち上げの困難さ、大手の営業部隊に頼った販売とは違う、独立系運用会社設立の重要性について述べられています。実際、私に投信会社を立ち上げろと言われても無理です。
その一方、私は上記記事のトラックバックが張られている澤上さんの一言 ( コメントを読まなきゃね!)のコメント欄で述べられている

> 僕はさわかみファンドを全く評価できないんです(^^;。さわかみのオヤジさんの言ってることは立派です。でも皆さんほんとーに、ファンドがその通り運用されてるかどうかチェックしてますか?現在のチーフインベストメントマネージャーが、彼の息子だというのはご存知でしょうか。しかも彼は高校卒業後フリーターをやってて、2000億円のお金を運用する訓練、企業を分析する訓練は全く受けていません。定職が多分無くて、父親の会社に2000年だったかな、に入っています。
> 僕は2000億円ものしかも個人のお金を預かって、ベストタレンテッドマネージャーじゃない自分の息子に運用させるのはおかしいとおもいます。
>
> 相場で儲けるのに、はっきり言って学歴とか職歴とか全く関係ないです。でもそのことが問題なのではなく、なんの説明も無く(いや投資家さんにはあったのかもしれないですが)自分の息子を平気でCIOにするセンスが信じられないのです。一体どこが優れているのか?しかも自分を「街角ウォッチングファンドマネージャ」と言ってるらしく、三洋電機のワンセグ形態を街を歩く083が持ってたからという理由で?!三洋電機を買ったなんて話も書かれています。リストラの最中の会社です。これが10年、20年さきに成長できる素晴らしい会社を見つけるためのディープ・リサーチなんでしょうか。。。
> ひとから預かったお金の運用と自分の小遣いの運用の区別が全くついてない。倫理観もプロ意識もない。僕は言ってることとやってることが一致しない人にお金を預ける気にはなりません。。。

と同意見です。
この相違が何処から来るかというと、私の考えでは、これまでのキャリア、もっと言うと食い扶持の源泉が、他人から運用資金を集めることで得られていたのか、運用で増やすことで得られていたのかの違いだと思います。善意、悪意とかではなく、運用の仕事とは何か、という心構え、生き抜く術として骨身に染み付いていて、それを否定するのは全キャリアを否定するに等しい。
何かの投資アイデアが浮かんだときに、私なら、素人なりにも、成功率を考えて、余程の確信が持てないと没にするのですが、 踏み上げ太郎さんは「また外すかも知れませんが」と断りを入れつつ、でも口調は自信たっぷりにどんどん書いてしまうんだと思うんです。それでコメント欄が荒れても、何せ「お金を集めないと生きていけない世界」を生き抜いてきた人ですから、コメント欄が賑わう事が半ば目的可しているんじゃないかと思います。でなければあの文章量は継続できませんし、私ならある程度外したところで、運用面は反省しつつ次の機会を狙うとしても、書くのは凹んで止めてしまっていると思いますが、ご本人はリーマン・ブラザーズの最期(?)へのコメントの中で
> ウエブというのは証券取引所と同じで一番、トラフィックが集まるところが世論形成を支配し、ホームページの不動産価値が上昇するものだと勝手に思い込んでいます(笑)。
> 閲覧数をUPする要因になるのなら、炎上だろうが何だろうが構わないと思うんですね。むしろ多少火花が散るくらいがベストだと僕は思っています。
と仰っています。

それを踏まえて、プロはどんなことを考えているのか、を知るためには、意地悪な言い方をすればプロはどのように間違うのか、を知るには有益なブログだと思います。最近の間違いはヒゲ虎の株式談話室共々、相場は中央銀行の政策で動く、という、ジム・ロジャーズに言わせればこの20年間だけしか成立しなかったことに基づいた判断でしょう。まぁこのような結果論としての当たり外れは意味がないですが。
また、集められる情報、資料の豊富さは春山さんも認めていらっしゃるので、当たり前のことですが、どんなに自信たっぷりに買いだ、売りだ、と書かれても、自分で判断を下すための情報として使えば役に立ちます。

10月10日追記
国際間の資本取引が盛んになると不安定要素が増す
> 最近のマーケット環境が厳しいので少しでも楽観的な意見を言って間違うと(=これはしょっちゅうですが)皆さんから目の仇にされますが、懲りずにもうひとつ言わせてください。

弱気なことを書いておけば無難な中で楽観的な意見を書けるのは、仮にそれがトラフィック集め目的だとしても、尊敬に値します。嫌味抜きで心から。

2008-09-24

バフェットとロジャーズ

ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイがゴールドマン・サックスに出資
> 今日引け後のニュースでウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイがゴールドマン・サックスに50億ドル出資すると発表されました。
> バークシャーはゴールドマンの発行する配当利回り10%の永久優先株を購入します。この永久優先株はゴールドマン側に資金の余裕が出来たら、10%のプレミアムで買い戻してよいという条項が付いています。さらにこの永久優先株にはバークシャーが今日の引け値より8%低い$133.20で50億ドル分のゴールドマンの普通株を買えるワラントが付いています。

バフェットの判断が常に正しいとは限りませんが、少なくとも私の判断よりは正しいことが多いでしょう。

バフェットが米国民に語りかける
> 「今回の金融不安というのは経済版の真珠湾攻撃みたいなものだ」
> (→言外の意味=ポールセンの救済案に反対する議員は非国民だ。)

> 「そりゃ(いまみたいな相場環境なら)キャッシュ比率が高いほうがいいさ。でも永久にキャッシュのままにしておくのも、どうかな?。キャッシュを使えるときに使わないのは、言ってみれば老人になるまで禁欲してセックスしないのと同じだ。」

Jim Rogers in Vancouver
金融株のショートについて

--全部では無いが、大半の金融株のショートを先週、カバーした。


米国経済の崩壊、所謂、Super Crash について。

--かなり、先の事である。私達の生きている間には無いかもしれない。
--英国の場合、40~50年をかけて通貨を切り下げている。
--ジンバブエでさえ、現在のような崩落に至るまでに、10~15年かかっている。

Super Crashが始まる兆候について

--Super Crashに先立って、政府は為替の管理(外貨との交換停止)を行うだろう。
--英国は、1918年には世界で最も豊かな国だった。しかし、1939年には、厳しい為替の管理を行っている。第二次世界大戦の前に既に経済的には破綻していた。

Super Crashの終わりの兆候について

--全ての国会議員が、海外の銀行に口座を持ったときだろう。

2008-08-01

高級消費財を扱う会社で働いている人の声

Slow Boat to China バック・ツー・スクールからクリスマス商戦にむけての不安
6月のベガスの展示会は悲惨でした、客はまばら。例年なら半年前からホテルをブックしないと取れなかったのが、今年は一週間前でも会場のベネチアンも楽々取れました、それもディスカウントプライスで!
あの時に今年は凄くタフな一年になるだろうと実感しました。
今の感じだと今年のクリマス商戦は大変だと思います。特に低単価から中くらいのレンジの商品が一番厳しいと予想しています。アメリカの消費の大半はこのレンジだと思うので、小売、メーカー共に苦しいのではないでしょうか。
一番の問題は小売店が資源高によるコスト上昇分を、消費者に転嫁出来ない事だと思います。景気は悪くなる、高くて売れない、安くしたら利益は出ない。それでも小売店は店舗維持費等の固定費は常にかかってきます。いらない在庫は持ちたくない、今まで以上に売れるものだけを仕入れたい。それで苦労するのは作る側で量も裁けない、利幅も少ないでは踏んだり蹴ったりです。
私たちの業界では、今年に入って特にリテールチェーンの倒産が多いです。図体がでかい分、小回りはきかないのでしょう。それだけ売れてないのです。
レシーバブルに対してのインシュアランスを引き受ける会社があります。
先日会って話を聞いていたら、私のいる業界はあまりに危険すぎて、受けるにしてもプレミアムがめちゃ高いと言っていました。今年は本当に厳しいと思います。
かくいう私もブッシュから頂いたチェックは無駄なものは買わないで生活費に当てようと思います(笑)。
例え金融不安が多少改善されようと、消費が早急に回復するとは思えません。アメリカがスローダウンすれば、世界経済も大きく影響を受けるでしょう。ですから、私は基本的にはショートしています。
AKS,この銘柄は踏み上げさんの意見に大賛成です。
多分今後はダメダメになるでしょう。
その前に思いっきり踏み上げられましたが(笑)
今の状況でキャッシュで70ドル、80ドルのバリューを出す相手がいるとも思えませんがね。

2008-07-31

ZAI ONLINE

第1回  米国経済、これからどうなる?(前編)
第2回  米国経済、これからどうなる?(後編)
> 「悲観していたほど悪くない」というムードが出てこなければ、ボトムを打つのは難しい。少なくとも今は、「ほら、やっぱり悪かった!」という反応だから……。
> おそらく、今回の痛みが消費者の記憶に鮮明なうちは、回復を期待できそうにない。09年も住宅価格の下落は続き、本当に良くなってくるのは10年に入ってからだろうね。

> 米国の住宅価格がボトムをつけるのが09年末頃だとすれば、その半年前には米国株が反発する可能性があるだろう。ただし、そこが本当の大底になるかどうかは現時点ではわからない。 > おそらく、エレベーターが急降下するようなパニック的な動きは収まっただろう。これからは1階ずつ、ゆっくりと下がっていくような感じ。

ブログでのコメント
> こんなに金融の世界が緊迫している年は、本当に久しぶりです。
> なにも知らずに、のほほーーんと数年過ごして、全てが無事終了してから、「へーっ、大変だったんだね。。。」なんて言える身分になりたいです

第3回  原油価格、インフレはこれからどうなる?(前編)
> 原油に関して言えば、ここから追いかけていくのはやめたほうがいいと思う。さらに上がったとしても、せいぜい200ドル止まりで、もはや上昇には限度があるだろう。
> 先日、年金基金の運用担当者の会合で、「ヘッジファンドなどの投機資金が入っているから上がるのだ」と意見した人がいた。そこで、僕は彼にこう言い返した。「そういったファンドを買っているみなさんの資金が巡り巡って原油に向かっているわけですよ。だから、すぐにやめてください」と……(笑)。
第4回  原油価格、インフレはこれからどうなる?(後編)
> 残った資金がすべて原油に向かってきたわけだし、大相場の最後はとことん燃え尽すからね。だけど、昔からよく言われるように、「魚の頭と尻尾はくれてやれ」が正解だろう。
> それでも、とことん欲張りたい人は、危険を覚悟でどうぞやってください。でも、僕は普通の投資家だから、絶対に手を出しませんというのが本音だ。
第5回  では,どこに投資すべきか? 中国株は? 日本株は?
> マーケットが好調な場面では市場間でPERの格差が拡大していくが、相場がダメになってくると、逆に縮小傾向を示すものだ。
> したがって、ほとんどの国々のPERが似たり寄ったりで格差が縮小しきった今のようなタイミングで仕込んでおけば、再び格差が拡大する局面でハイリターンが得られることになる。
> 中国株の中ではETFなどを使って、中国本土の上海A株に投資する方法もあるが、バリュエーションの面からも、企業経営の質という点からも、香港上場のH株やレッドチップに投資するのがいい。
> また、業種としては、内需関連のほうが下値不安も限定的であるし、短期的な景気の変動を乗り越えて着実に中国人が豊かになっていくというストーリーを享受できそうだ。
> 建設や不動産、保険、食品などがその代表例で、そういった業種は高度成長期の日本が苦しんだ“40年不況” も乗り越えて成長していった。

第6回  ベトナムは大丈夫か? ドバイはどうなる?
> アジア通貨危機の出発点はタイがおかしくなり始めた95年。そして、98年にクライマックスを迎えた。つまり、アジア通貨危機は4年にも渡るストーリーだったんだよね。今回も似たようなことになるんじゃないかという気はする。
> 今回、どこをスタート地点にするかわからないが、長期的に周辺国へ影響が及ぶ可能性は全然ないとは言えないと思う。
> 海外からベトナムに入ってくる資金の7割が不動産投資に回っているというデータがある。生産設備にお金が向かわないというのは最悪。

最終回  インド、ブラジル、ロシアは買いか?
> 投資というものは、口に入れた瞬間に豊かな味が広がるケーキではなく、噛めば噛むほど味が出るスルメだと僕は思う。そういったものだと思い、心にゆとりをもったスタンスで臨んだほうがいいだろう。
> よく1年で資金を何十倍にもした人が話題になるが、彼らがずっと勝ち残ったという話はあまり聞かない。天才と呼ばれる投資家でないのなら、ゆっくりと気長に取り組んだほうが失敗しない。
> そして、投資とは“観察”だ。毎日、自分が保有している銘柄や市場を観察して、微妙な変化や感じたことなどを日記的に記録していくと、いろいろとわかってくることが出てきて、墓穴を掘らずにすむはず。そして、結果的においしい思いを味わえるだろう。