投資の世界の宿命
週末の整理 1月27日 中国HK株
Value株のPERの低さについても書かれています。
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損切り恐れず現金を持て…大型銘柄、指し値オンリー
年明けから続く大幅株安に、世界の個人投資家が青息吐息のなか、億単位で資産を増やし続ける若者がいる。2005年末のジェイコム株誤発注騒動で、わずか10分の間に22億円の利益をたたき出した「ジェイコム男」こと、B・N・F氏(29)だ。世界的株安にもビクともしない、“デイトレの神様”が、儲けの極意を明かした。
「今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、『損切り』を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。手本にしていただく手法なんて、本当にないんです」
B・N・F氏は、自室に備える6台のモニターを前に淡々と語る。
それもそのはずか。先行き不透明だった昨年の相場でも約30億円の利益をたたき出し、現在の総資産額は190億円を超えている。未曾有の世界同時株安にも「今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない」と意に介さない。
23日の日経平均は3営業日ぶりに上昇。一時は1万3000円台を回復する場面もみられたが、昨年末の終値に比べ2478円安と昨年ほどの回復基調にはほど遠い。
それでも、B・N・F氏は同日中の取引だけで、約5億5000万円の利益をあげた。
「21日の時点で保有する全株を売り注文して、翌朝までに現金化しました。いったんノーポジションにしたうえで、寄付と同時に東証1部の大型株50ー60銘柄を約100億円分買い進めた結果、終値では約1億5000万円の含み損になりました。ですから、今日の利益を差し引きすれば、プラス4億円ですか」
2000年、都内の有名私大法学部3年生だったB・N・F氏は、ネットトレードに着目し、160万円を元手に株取引を開始。大学中退後の05年12月、みずほ証券による「ジェイコム株大量誤発注事件」で、22億6000万円を手に入れた。
生活は極めて質素だが、千葉県内に2億円の豪邸を購入し、両親には高級車をプレゼント。07年には、4億円の高級マンション最上階の1室を購入し、ここで毎日取引している。ちなみに「B・N・F」はネット掲示板のハンドルネームで、米国の投資家の頭文字からとった。
投資顧問の依頼は後を絶たず、かつてソフトバンクの孫正義社長から、個人資産の運用を直に依頼されたこともあったが、「自分は株取引がうまいと思ってないし、他人の金の運用はしたくない」と断り続けている。
そんなB・N・F氏は、これまで後場が終わると疲れ果てて、株の情報は極力遮断していたが、最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」の値動きをチェックしている。 「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです」
以前の同氏は、下げ相場では「逆張り」が定石だった。常に1泊2日程度の“スイングトレード”を行ってきたが、「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と話す。
選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。
B・N・F氏は「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」と話している。
05年末のジェイコム株誤発注騒動で巨額を稼いで話題になった個人投資家「ジェイコム男」こと「B・N・F」氏(29)は、22日まで激しく続いている世界同時株安をほぼ「無傷」で乗り切っていることが分かった。資産総額は約1カ月前より数億円増やしていた。
22日の東京株式市場は、米サブプライムローン問題をきっかけにした世界の景気後退懸念などを受けて全面安となり、日経平均株価は前日比752円89銭安と今年最大の下げ幅。終値は1万2573円05銭で、終値で2年4カ月ぶりに1万3000円を割り込んだ。
同氏は21日までにすべての保有株をいったん売却し、大暴落した22日は朝から1つも株を持っていない「ノーポジション」状態だった。この日は前日比500円安くらいまで下落したあたりで、短期的な“底値ゾーン”と判断。東証1部の大型株50~60銘柄を計約100億円分一気に買ったという。その後日経平均は少し下がった。同氏は「22日に買った分は約1億5000万円の含み損になっていて、少し早かったかもしれない。ただ短期的には、もう十分下がっていてリスクがない株価と判断した」と説明した。
同氏は日本市場が乱高下した昨年も、約30億円の利益をたたき出したカリスマトレーダー。昨年12月上旬の時点で総資産約185億円だったが、現在は「約188億円くらい」。株暴落連鎖に揺れる今月も順調に利益を確保しているようだ。同氏は「短期売買では、下げ相場には下げ相場のやり方があり、下がりきったところを狙う。ただ長期的には今が『底』かどうかは分からない」と話した。
春山さんのブログで興味深い指標が紹介されていました。
The State Street Investor Confidence Indexといって、投資家へのアンケートではなく実際にどれくらいリスクをとっているかという数値です。定義は
Definition
The State Street Investor Confidence Index measures confidence by looking at actual levels of risk in investment portfolios. This is not an attitude survey. This index is current since it uses data collected at the close of the previous Wednesday and is reported on the second to last Tuesday of each month
フィルターの効果(百発百中ノ一砲ヨク百発一中ノ敵砲百門ニ対抗シ得ルヲ覚ラバ)②
ここに、あるトレードシステムがあって、「素の売買ルール」では単位期間におけるトレード回数が100回で勝率が56%としよう。 そしてこれにあるフィルターを掛けて、「フィルターを入れた後の売買ルール」ではトレード回数が40回になり、勝率は5分向上し、58.8%になったとしよう。 曜日フィルターなどを掛けて、特定の曜日にしかトレードしないケースなどに見られる数値だ。 ここでは話を簡単にするために単位期間ごとの結果のみを見ることにし、勝った時と負けたときの損益幅は同一とする。
さて、もし、バックテストどおりに現実のトレードが再現するならば、結果はグラフ1のとおりになる。 「フィルター後」の勝率は高いが売買回数が少ないので、トータルの損益では「素のルール」に劣後してしまう。 しかし、それでも手堅い(?)結果が出ているので、思い切って(^^;)売買回数の比に応じたレバレッジ(100/40 = 2.5倍)をかけることにすると、これらの優劣は逆転し、結果はグラフ2のようになる。
これだけを見ると、やはりバックテストで優れたフィルターを探し出して勝率等の高いルールにレバレッジを掛けてトレードするほうが良いように見える。 だが、話はここで終わらない。 なぜなら、バックテストにおける勝率等の数値(平均値)はあくまで有限個のサンプルから得られたもので、その真の値の不偏推定値は、サンプル数の2分の1乗の逆数に比例した分布を持つこと、そして、フィルターを用いることは、すなわち変数が増えることを意味し、自由度の高いシステムはカーブフィッティングの陥穽に陥りやすいものとなる...からである。
従って、バックテストと比べて実際の勝率が、「素のルール」の場合1割だけ悪化するものとして再考察しよう。 つまりバックテスト時の56%の勝率が50.4%に減少するわけだ。 さて、同様に「フィルター後」の現実の勝率の悪化度合いは、サンプル数の比を考慮すると、0.1 x SQRT(100/40) = 15.8% になる。 つまりバックテスト時の58.8%の勝率が49.5%に減少してしまうわけだ。
結果はグラフ3のとおりになる。 ここにおいて「素のルール」と「フィルター後」の優劣は逆転する。 「素のルール」はかろうじて試行回数に応じて微増しているが、「フィルター後」はやればやるだけジリ貧だ。 これはレバレッジをかけた場合(グラフ4)だと、もっと顕著になる(ToT)。
どうだろうか、一見、検証段階におけるナイーブな考察では素晴らしいように見えたフィルターも、母集団の平均値の不偏推定値を考慮すると、条件によっては、現実のトレードではまったく逆効果になる場合もあるということだ。
旧日本海軍の戦艦大和の46センチ砲9門が斉射された際の射距離30kmでの散布界は、設計段階の想定では300mであったが、実際には800m以上あったという。 これは戦艦数で劣る日本海軍が、その射撃精度においてもアメリカ海軍を凌駕できないことを意味した。 つまり戦艦、巡洋艦による艦隊決戦においても、日本海軍ははじめから勝てる見込みがなかったのだ。 当時これを知って宇垣海軍少将は、「この状況は寒心に堪えない」と語ったという。 まさに「百発百中ノ一砲ヨク百発一中ノ敵砲百門ニ対抗シ得ル」ことは、理想ではあるが現実にはなかなかに難しいものなのだ(^^;)。
春山昇華さんのブログに興味深いことが書いてありました。
台湾に関する「中国と言葉が同じという点が、中国とビジネスをしやすいというプラスの面よりも、人材流出という点でマイナスに効いています」というコメントへの返事で
労働力は簡単には動けないというのが、労働力ファクターの特性なんですが、それが効かないときは、あっという間にアービトラージされてしまいますからね。
と書かれていました。
これまで漠然と、労働力は動きにくいよなぁ、と思っていたのですが、非常に短くかつわかり易い言葉でまとめてあったので印象に残りました。
1995/7/7 390
1995/8/2 240
1995/9/8 100
1995/10/6 120
1995/10/13 120
1996/1/5 100
1996/5/15 110
1995/7/3の14300から
1996/6/26の22750まで上昇
1997/1/13 120
1997/1/13午前安値の17000から
1997/6/26の20940まで上昇
1997/9/24 140
1997/10/24 200
1997/10/31 120
1997/12/17 100
1997/9/25の18470から
1997/12/22の14470まで下落:アジア危機+消費税アップ
1998/6/16 120
6/16の14560から
7/16の16730まで上昇
1998/8/14 120
1998/8/28 120
8/19の15400から
10/9の12780まで下落:ロシア危機、LTCM崩壊
2000/4/20 210
ITバブル崩壊で下落の最中
2006/6/14 100
反転上昇
2007/11/22 100
2007/11/26 110
2007/11/27 380
反転上昇
2007/12/18
ちなみに、1%以上上がったのは
1995/7/7
1995/8/2
1997/10/24
2000/4/20
2007/11/27
です。
今回の企画で「お金持ちの悩み」を担当した自分。色々なお金持ちに会った。なかでも最もリッチな彼はまだ29歳。そしてその資産額は、なんと170億円……。
「その男」は東京タワーがきらめく夜景を間近に眺める超高層マンションのペントハウスにいた。通称「BNF」。み ずほ証券がジェイコム株を誤発注した2005年12月の1日で20億円の利益をあげて一躍注目を浴びたネット投資家だ。
株式投資を始めたのは大学在学中。「軽い気持ちで」バイトなどでためた160万円で開始した。それがわずか6年で1万倍に……。「人生が変わった」。170億円もある人生なんて、そ りゃ変わるでしょ、と思いながら話を聞く。
◇ ◇ ◇
ところがその人生は「バラ色」でも「黄金色」でもなかった。生活はストイックそのもの。旅行にも行かず、車や服などに大金をはたくこともない。高いものを食べるのは「苦痛」。
市場が開いている限りパソコンの前から離れず、夜は取引に失敗する夢にうなされ、起きるとまず米国市場の動向をチェック。サブプライムローンの影響で「最近は朝、米国市場を見るのが怖い。朝から、う わーこれで1億の損、と思うとホントにキツい」。
「1億円か。でも170億分の1億だし。別にいいのでは……」と、だんだんこちらのお金感覚がマヒしてくる。だが彼は真剣そのもの「キツイ」、「つらい」を連発する。「精神的余裕がない。自 分でもお金の奴隷なんだと思う」。例えて言えば賞金より記録を追い求める、アスリートのようなモノか……。
◇ ◇ ◇
凡人には全く理解不能な彼の悩み。それでも巨額のお金がもたらす「つらさ」はヒシヒシと伝わってきた。結局、お金というものは、ためるのも大変だが、使うのはもっともっと難しい。「BNFくん、君 はまだ若い。今後はお金の使い方が君の生き方、そして人生の軌跡になるのだよ」。そう心の中でつぶやいて記者は彼のペントハウスを後にした。
詳細は
iShares社の
Fund Fact Sheetや
iShares Asia Trust Annual Reportにあります。
MSCI中国ETF(2801)とH株指数ETF(2828)を比べると、
中国の預金準備率が14.5%という、1987年以来の高水準になっています。
春山昇華さんは
>つまり、二桁の名目成長率(実質GDP:11%+インフレ率:2%~7%=13%~18%)で伸びている中国経済に短期間ではあるが、急ブレーキをかける効果がある。そうなれば、株価的には、2004年の再現が可能性としては高い。
と仰っています。
一方邱永漢さんは
>国内でふえ続ける人民元がストップしない限り、どんな金融引締めをやっても、バブルを止めることはできません。
と仰っています。
どちらかが当たる、外れるというものではなく、急ブレーキをかけたのもつかの間、さらにバブルが拡大した、ということも考えられますが、この両方の意見は頭に入れておく価値があると思います。