2008-07-03
2008-07-02
2008-06-30
ムーディーズ:日本国債の格付けを引き上げ
ムーディーズ:日本国債の格付けを「Aa3」に1段階引き上げ
> 格付け見通しのポジティブへの変更・見直しといった通常の手順を経ずにいきなり1段階引き上げた
春山さんの週末の定点観測 : 全体観
> 再確認の意味を含めて、日本、中国、アメリカの今後1年程度の行く末を書いてみよう。
> 結論は、過去のエントリーで何回か書いているが、
> 中国>日本>>>>>アメリカ
> という順番だ。
> 日本の良い点は、サブプライムの被害が少ないことだ。ガラパゴス・ジャパンであったことが、世界の上昇気流からも見放され、暴風雨の勢力圏からも外れているのだ。
> 世界がヒドイ状態のとき、日本は相対的にマシだとみなされるのだ。
> ただし、世界の経済サイクルが下降局面の時代、07年から始まった数年という期間が終われば、また世界の上昇気流からも見放されるかもしれないと思う。
投信
一番手抜きのインデックスファンド保有分は橘さんを参考にMSCI KOKUSAIとMSCI Emergingのインデックスファンドを持っています。比率は、時価総額比なら9:1くらいなのですが、MSCI KOKUSAIは半分以上アメリカだし、ということで1:1にしています。
ここで問題なのが、香港上場の中国企業株はMSCE Emergingなのですが、香港企業、シンガポール企業はMSCI KOKUSAIの方に入るのでその中では比率が少なく、1:1だと非常に割合が下がってしまいます。
結局のところ、銘柄選択はパッシブにするとして、国毎のウェイトをアクティブにしようとするとなかなか良いファンドが見当たりません。
台湾も含んだベンチマークとしては、MSCIゴールデン・ドラゴン・インデックスが該当しますが、これをベンチマークとするファンドはJFグレーター・チャイナ・アクティブ・オープンとJFグレーター・チャイナ・オープンくらいのようです。
結局、他の選択肢としてはオープン型投信としてはノムラAP21くらいでしょうか。当然ですが香港、台湾、シンガポールの割合は高くて、これだけで70%です。あるいはETFなら選択肢は広がります。実際のところは香港上場のETFでないと、細かく買ったときの手数料が馬鹿になりませんが。
| ファンド名 | 純資産総額(百万) |
|---|---|
| STAM外国株式インデックス・オープン | 712 |
| 年金積立インデックスF海外新興国株式 | 227 |
| (ノムラAP21)アジアマーケットコース | 2,452 |
| (ノムラAP21)アジアITコース | 2,448 |
| 住信チャイナ・リサーチ・オープン | 6,687 |
結局、比率もパッシブにMSCI KOKUSAIか、BRICs重視でMSCI Emergingか、主観を取り入れてノムラAP21か、ということになりますね。
春山さんの「週末の定点観測」
週末の定点観測 : 全体観
<日本>
> 給料が日本国人に満遍なく平等に増えることは困難だ。
> したがって、日本の内部要因でインフレは起こらない。起こるのは現在のように外部要因で発生する。外部要因だから日本の努力で解決できない。単に日本の富(潜在的なGDP)が資源国に奪われてしまうだけだ。
> 少ない貯蓄は低金利で増えないし、月々の支出が増えて貯蓄可能金額も減少する。いわば、ジリ貧インフレが発生しているのだ。日本の富(潜在的なGDP)が資源国に奪われているのだから、仕方がない。
> ジリ貧を我慢するか、戦争をしかけて資源を奪うかの二者択一問題だ。第二次世界大戦前は、我慢ができずに戦争を選択した。しかも、勝つ確率が非常にすくないにもかかわらず、我慢ができずに戦争をした。
<アメリカ>
> 世界の上昇気流(住宅バブル&金融バブル)の中心から、暴風雨の真っ只中に突っ込んだのがアメリカだ。
> 金融がガタガタしている国の株式市場のパフォーマンスが良かったというのは、私は知らない。
> 90年代以降の日本が良い例だ。
<中国>
> 株式市場は数年単位の波を打ちながら変動している。
> 上昇局面では、PER格差は広がる。下降局面では格差が縮小する。
> 普段は、高い期待成長=高いPERだ。07年の夏までがそういう状況だ。
> しかし、現在は高い成長期待を疑うがゆえに、低い成長期待の日本、アメリカとのPER格差が非常に少なくなっているのだ。いわば、お買い得状態なのだ。
> 前FRB議長、グリーンスパンが考案した『不動産の値上がりを担保に、ローンを借りた金額』(=消費を楽しんだ金額)の推移だ。Mortgage Equity Withdrawalと言われている。
> パーティが終わり、借金は残っている。
> だれが、どうやって返済できるのだろう????
コメントと回答
> 香港ハンセン指数ではなく中国上海総合指数を使用しているのは
> ①成長があるのは、香港ではなく、中国本土です。
> ②センチメントは、A株に方に上にも、下にも明確に現れる。
> タイミングを計るには、A株のほうがバロメーターとしては分かりやすいと思いました。
> 現状は、H株とRedチップ以外の投資はしなくても良いと思います。
> A株投信は、待っても良いと思っています。
> 今後辛い時代が終わって、とは?
> 大きなボトムから1年間だと思います。
> ですから、09年3月17日まで、、ということになりますね。
> その間は、将来の勝ち組はあまり下がらないですが、
> 負け組みは安値を更新します。
> 今回の負け組みは欧米株(特に金融セクター)が典型だと思っています。
2008-06-29
春山さんの「週末の定点観測」
週末の定点観測 : アメリカ①
> 日本でも、不動産投資用のSPC(ノン・リコース・ローンを使って資金調達)を、本体決算に連結しろという圧力がかかっています。
> 欧米銀行が、簿外の投資ファンド(SIV)を本体で引き取っており、世界的に『簿外バッシング』が広がっています。
> この簿外バッシングをはじめとして、規制強化の嵐は初期段階だと思います。
> 不祥事を契機に規制が強化されるのは世の常ですが、その後は経済活動が停滞するのも世の常です。
> 金を持ているのは、アジアの輸出黒字国と、OPECなど資源エネルギー輸出国です。
> こういう状況で、資源エネルギー価格が半値になったら、金が消えるだけです。
> 景気はすぐには良くなりません。先進国の国民は防空壕に入ってしまい、外に出て買い物三昧に戻るには時間を要するのです。
> 日本の消費者が防空壕から出ないのと同じです。
コメントでは
> 日本でも、95年だったと思うのですが、銀行株がぶち上った年がありました。その後再度、奈落の底に向かったのですが、、、
> ですから、定期的に『ここが大底!』という反発があると思いますが、私はまだ先だと思います。
週末の定点観測 : 中国
> 中国に対する悲観論が相当高まったようです。
> 今週は、ジム・ロジャースが投資家に向かって『中国をあきらめるのは早い』と語るなどしています。
> ジム・ロジャースのところにも、『資源高を主張しながら、資源の大消費国である中国に投資を主張するのはおかしいのでは?』といった質問が飛んできているのでしょう。
なるほど、ジムの発言の理由まで考えをめぐらせるのですね。
> 台湾が人民元の交換を完全自由化したと聞きました。
6月30日からです。
> 株式市場は荒れてますが、中国・台湾の連携はスピード・アップすると思います。
> 使う場所の無い台湾の資金が中国に流れ込むのです。
> 中国はしばらくは資金に困らないでしょう。
> ここが、中国とインドの違いでしょうね。
> インドは世界から金を集めて、10年規模のインフラの巨額投資をこれから始めなければならない。世界は金に余裕が無い、この08年に・・・・
mikeexpoさんがコメントを書かれました。
> 自分は金融商品販売の現場(でコンプライアンスの仕事)を預かっているのですが、現場にいるとほんと今の日本の金融資産がいかに老年層に偏っているかがよくわかります。ほんと、驚くような金額をまとまって持ってます。
> 年金しか安定収入がない層は、かつてのインフレ時代(70年代)はもとより、戦後のハイパーインフレの記憶がまだあるかも知れません。
> 彼らは現時点では個人向け国債のようなものばかり買ってます。とはいえ、金利にはシビアです。今月上旬10年国債金利が高騰したときに、今回の個人向け国債の金利が決定しました。
> 変化があったのは、10年国債の金利が市場で下がり始めた先々週くらい。突如、店頭でまとまった金額の国債が大量に約定し始めました。
> したがって、彼ら彼女らがもし「タンス預金(ないし預金、国債など)では、もうだめだ。株かなんかやらないと。」と思うような事態が起きたら、大変な動きになるだろうな、という直感のようなものは現場で感じます。
> わたしは↓の記事を読んで、そのきっかけは「年金のマクロ経済スライド」ではないかと思っています。
この記事は、先日、投資信託の分配金の件で引用したものです。年金に関しては
> 今まで年金は物価の優等生といわれていましたが、平成16年の年金改正でマクロ経済スライドが導入されてから、物価の劣等生となりました。マクロ経済スライドにより、物価上昇率から0.9%差し引いた額しか年金は上昇しないので、物価が1%上がったとしても、年金は0.1%しか増えないのです。なお、マクロ経済スライドは物価が0.9%以上上昇しないと発動されないため、今まで適用されたことはありません。おそらく、来年に初めて適用となり、今の後期高齢者医療制度のように大騒ぎになるのではないでしょうか。
その他のコメントで
> 人件費だけが優位というのではダメですね。
> そういう意味では、中国への投資は第二ステージに入ったと思います。そして、第二ステージで投資すべは、外需よりも中国の内部成長だと思っています。
> 先日発売された、某マネー誌で、一番人気がブラジル、二番人気がベトナムで、中国はベスト5にも入っていなかったと、昨日広瀬さんから聞きました。
> こんな人気の無いのも久しぶりです。やはり、中国株投資のチャンスの年だと再認識しました。
週末の定点観測 : 日本
> PE100倍でIPOした株を適正PERまで売って儲けるに類する投資手法は、まだ有効のようです。
> Jリートは安値面あわせまで反落してきました。
> 森ビルの社長の言うように09年3月の決算に向かって辛い時代が続くのかもしれません。
> であれば、09年秋~10年が不動産投資の時期なのかもしれません。
> 私は不動産はまったくの素人なので、勉強を始めてみようと感じています。今から1年程度勉強すれば、十分に2010年の投資に間に合います。
> 金融機関は、赤字で倒産するのではなく、運転資金の枯渇で消えるのです。
> ベアースターンズのように、07年~08年の欧米金融機関の消滅が、それを証明しています。
コメントでは
> 少し前にFTにデカデカとサラ金はダメ!、、、という記事が掲載されました。かつては欧州系はサラ金こそ利益率の高い良い投資対象!と誉めそやしていたので、サラ金全体に対して、彼らからの投げが出ているのと、ショートで儲けようという売りが出ていると思います。
> 武富士は銀行の軍門に下れ!という『ファンディング原資要求下落相場』だと思います。
> アイフルは親銀行(住友信託)の規模の小さい点を心配する連想安だと思います。
> 武富士の親が決まれば売り相場は終わると判断しています。
> 三和ファイナンスは、昨年5月に一回エントリーを描いたことがあります。
> 昨年春は、一旦は投資のチャンスかなと勘違いしていた時期なので、このエントリーを紹介するのは恥ずかしいのですが。。。。
恥ずかしいと言いつつ紹介なさるのが自分を鍛えるのでしょうね。
ここで引用された記事の直後に書かれた記事日本の消費者金融ビジネスの今後の推移の想定をしておこう(前編)
> サブ・プライム層は、家計が逼迫して困っているんだから、金利を高くしたら、返せない、借りられない、という悪循環になってしまう、、、金利を高くするなんて、、、そんな感情を持ちます。私もそう感じますが、、、
> しかし、『あなた自身が、サブプライム層の赤の他人にお金を貸す場合、どんな条件だったら貸そうと思うか? それも一回だけでなく、毎週、毎月、毎年、貸し続けるとしたら、、、』、そう考えれば、かわいそうだからという理由で低金利で金を貸すことはできないと理解できるのです。
> かわいそうだから、誰か!貸してあげてよ!、、、その誰かとは、あなたから徴収した税金を使う役人しかいないのです。
> つまり、貸付金利は困っているか否かでは無く、信用力(=返済能力)で自動的に決まってしまうというルールは、甘受せざるを得ないのです。
mikeexpoさんのコメント
> 仕事柄(笑)、(不動産担保ローンの)過剰債務者の相談に乗ることも多かった(そういえば、最近減った(笑))のですが、何度「お客さん、自己破産して免責受けた方が、よっぽど楽だよ。」と口から出かかったことか。
長くなったので全体観は別に書きます。
老後生活資金
老後生活資金(郵便局のパンフレットより)と春山さんによる60歳からの25年間の生活資金の試算を見比べてみましょうか。
> ①インフレがあって生活費が増える。
> ②額面年金は増える
> ③年金から控除される金額も増える
> ④手取りがほとんど増えない
コメントの中に不動産に関するものがありました。
> 89年の香港はモーゲージが年11%で、利回りが13%以上ありました。00年の東京都心の真ん中で、モーゲージが2%ちょっとで、利回りが10%以上がざらでした。テナント付きで買えた最高は、年16%でした。今でもモーゲージが利回りよりだいぶ低いです。
> 日本では中古でも地震保険に加入できるので、住宅を多く保有しておりますが、より安心なのは、有限責任の会社名義で投資をして、保証人である私は、個人名義で資産をあまり持たないことです。複数の法人で分散しておけば、破産すれば事は済みます。なお日本の破産法は属地法です。
> メインテナンスコストは、一棟で買わずバラして投資すれば、年1%いかないと思います。固定資産税も住宅は安いです。売買時のコストは、内装の簡単なやり替えを含めて、日本で6%、香港で4%ぐらいでしょう。売る時はもっと低いです。たとえば60歳でグロス600万円の収入を目指すのであれば、東京ならば時価1億4千万円で十分でしょう。現在40歳としたら、20年間のモーゲージをテナントに払ってもらい、今4千万円もあれば良いわけですから、不動産・株ともに投資した方が、ボケがきたとしても「飲茶生活」を楽しめます。株だけだと、大損してから加齢によるボケに気づいても、救われません。
株と不動産へ収益源を分散するのは悪くないと思います。
アメリカの金融株
OPEC内の不協和音へのコメント
> 現実の数字を見ようじゃないかというのが早く来襲したと受け取ってよろしいのですね。
との問いに
> そのとおりです、
> たいてい、予定より早くきてしまいますね。
> 反対に構造変化のような大事に関しては、早すぎる傾向がありますね。
> タイミングを当てるって至難の業です・・・
> これまでの株価と決算発表のパターンからは、
> ①決算発表まえの2週間、様々な懸念が叫ばれて、株価が軟調であった場合は、実際の決算発表時点では、あく抜けすることが多い。
> ②決算発表前に、アナリストが『こりゃ、行きまっせ!』てば感じで吹聴している場合は実際の決算では『期待裏切り』になることが多い。
> 、、、です。
> 今回は、②では無く、①のように思います。
アメリカの金融株を振り返ってみた
> 資源エネルギー相場を当てて、サブプライムの損失を業界最低水準で切り抜けたゴールドマンだが、過去3年のパフォーマンスは素晴らしいものがある。
ゴールドマンは、消費者をターゲットにせず、「自らが投資家(=ヘッジファンド)となって、リスク・テイクする」という道を選んだ。
> 金を貸す銀行ではなく、自己資金を投資対象に投下するリスク・テイクを行うバンカーに戻ったのだ。
> 自分の投資のために調査をするのだ。他の証券会社のように「笛を吹いて客を躍らせてテラ銭を稼ぐ」のではない。それゆえGSのリサーチは吹っ切れていた。売りは売りだと言っていた。今もそうだ。
コメントでは
> レポートって、『レベルの高い投資家とアナリストのコラボ』の部分が結構あります。
> 何故?どうして?を自分で考えずに、『**さん、++証券が言ってたから・・・』で行動する人は『多くを見すぎ』の状態になります。多くを見ると、本当に大事な根幹よりも、枝葉末節が気になってしまいます。
> これが、投資家の右往左往を生む背景だと思います。
> GSの社内ヘッジファンドは固有のリサーチチームを持っているので、一般的なGSのリサーチの情報は顧客向けのものです。社内ヘッジファンドのチームはGSのリサーチの情報は利用しません。
とのコメントに対して
> はい、そうです、独立しています。
> でも、企業文化は同じです。
> その企業文化の違いが『売り買いの切れ味の差』を生んでいると思います。
> 『で、あんたは今”買い”と言うけど、売りはいるだった?』と聞いて答えられる確率が異なります。これは彼らが相手にしている客のレベル(HFの多さ)がそうさせているのだと思います。
リートに関しては
> ①賃料の上昇を高めに見積もっていたが、当てが外れたので、その分のvaluation修正が起こっている。
> ②転売のcapital gain期待がはげたので、その分のvaluation修正が発生した。
> ③新規投資で事業拡大というシナリオだったが、資金調達の困難で事業拡大に伴う将来EPSの増加が消えた・・・これがサブプライムの悪影響ですね。
> ④関西圏を中心に、マンション開発が頓挫をしており、マンション価格の下落が始まっており、これがリート株価にも下落圧力となっている。
”インプレッション・ストリーム”、その③(最終回)がアップされました。
まだ関連するところまでは読みこなしていませんがすらすら書ける最悪シナリオ 株は▲50%~▲70%下落 ①
4月の住宅価格(ケース・シラー指数)へのコメント
> 金融の本丸が打撃を受けてしまったのですから、08年のアメリカ株はパスしても損はしないと思います。
> US企業決算は7月9日ごろから本格化するので、それまでは疑心暗鬼が支配すると思います。
ジム・ロジャーズ氏
ジム・ロジャーズ氏:中国株投資を断念するな-原油は一段と上昇へ
> 他人が『絶対に再び手を出すな』という時こそ、買い入れを開始するべきだ
> ロジャーズ氏は中国株の購入を1999年に開始したが、これまでに一切売却していないと説明。その上で、現在の相場調整について、「市場とはそのように動くものだ」と語った。
> 現在のような時にこそ、投資すべきだ。私は再び買い入れることを考え始めている。今世紀の残りは中国に投資していく
CSI300指数
「実業の感覚。」とは
実業の感覚。
(株の)
> ブログからは、我慢するかたたちの声が多くきこえてくるが、
実業の世界では、おなじ我慢でも、
無為無策では破綻してしまう。
> 事業は正常な感覚のひとなら、風向きがまだみえるが、
株の風向きが…はたしてどれだけ我々は読めているだろうか
> ひたすら苦しさとたたかっている日記に出会うと、
不自然さを感じるのだ。
> 彼らは、
だいたい偶像崇拝的な傾向がある気がする。
> 事業経営者だったら、倒産する理由がひとつ増えるだろう。
> Qさんやバフェットのように投資先に絡んでゆけるかたは、
株式投資だけでも勝てる確率はふえるのでしょうが、
彼らは実業も同時にしていることを忘れてはいけない。
> 実業の感覚とは、確実さの追求かもしれない。
先日、ハムハムセブンさんのところでも話したのですが、まず「正しい投資法とは何か」を考え、それを実行しようとする人と話していると、「稼ぐこと」ではなく「正しい投資法を実行すること」になっているように感じます。勿論、儲けるために一番良い方法を考えているのですからそれを実行するのは当然なのですが、やはり考えどおりに相場が動かないことは良くある事で、それが自分の考えの想定内なのか、間違いの兆しなのか、観察することは大事だと思っています。
不動産投資で勝つためには。
> わたしは集中投資こそもっとも効率がよいと信じている。
> 一方では、広く投資機会をもつべきだともおもう。
> 株だけでなく、
不動産、商品、もちろん実業など。
> 選択肢を抱えて、そのなかで時宜、資金を集中させるのが、
いろんな意味で健全という気がする。
> 投資のチャンスはひとつだけじゃないので。
2008-06-28
先週のまとめ
6月27日のNY市場の出来高6,208,260,000は、1月22日の6,544,690,000、去年8月16日の6,509,300,000に次ぐ史上3番目、
NASDAQの出来高3,403,540,000は1月23日の3,650,250,000、
去年11月8日の3,461,810,000、8月9日の3,593,450,000、8月8日の3,542,890,000に次ぐ史上5番目でした。
NY市場だけ見ておくとこの出来高は底なのですが、NASDAQですとまだ下げることになります。
原油はまだ上がります。春山さんはOPEC内の不協和音のなかで
> チャートだけ見ていて思うのは、こんなチャートの形で大天井を形成して相場が終わったことはあまり無いということだ。
> つまり、まだもう一吹きの高値が控えていると思うのだ。
と仰っています。
銀行はボロボロです。
モノラインも安値更新。
日本は比較的マシ
中国、香港も下がらないはずないです。
台湾も前回安値まで下がってきました。ジム・ロジャーズ氏もこうなるとは思っていなかったようです。

2008-06-27
相場のこころ
長期トレンド探索中で紹介されていました。
・相場で儲けるには4つのことが必要だ。知識、鍛錬された胆力、資金、そして、これら3つを統合する精根である。多くのトレーダーが・・・相場に知力と胆力を注ぎ込まずに金を充てようとする。
・間違いを受け入れず自己を正当化するために取引を続ければ、聖書にある「滅びに先立つは驕り」の言葉通りの結果に繋がる。
・「繁栄が訪れても、それを使い果たすな」孔子
・ストレス・ポイント(ストレスの限界)に合った生活をすることで幸福と生産性を最大化できる(意訳しました)。
・勝者と敗者を分ける決定的な違いは、持って生まれた能力ではなく、失敗を回避する際に鍛えられる規律なのである。老練なプロがアマチュアと一線を画すのは、少ししかミスを犯さないということだ。
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」論語
・最大の損失は自信の喪失。持っていたものを一切合財失っても戻ってくるディーラーは多い。意志を失わなければ、一度ならず復帰は可能だ。意志あるところに道は開かれる。
「ここより入る者は、すべての希望を放棄する」ドーミエのデッサンの中にある取引所の入口に掲げられた言葉
・自分の知識信頼せねばならないけれど、それが疑う余地のないものなら、その信頼は妥当なものではない。
「エコノミストは理路整然と曲がる」
「何も知らない者は何も疑わない」ハーバート「異国風の格言」
「株式相場が大衆投資家を負かすのではない。大衆投資家が自分の弱さに負け、自滅するのである」W・D・ギャン「株価の真実」
・もっとも成功しているトレーダーたちは、いつも市場から資金を引き出している。彼らは決して相場へ追加資金を投じない。
・常に、リスクは使うことのできる資金(純資産)に対する割合として算出すべきである。これを毎日計算し、建玉すべての利益と損失の増減分だけ運用資金を増減させることだ。
・自ら知っていることを口にするたびに、わが身を切り売りしているのだ。他人に繰り返し話すことで自己暗示にかかり、単純にそれを信じこむようになる。
「流言は智者に止まる」
・私が売りを好むのは、売り方が少数派であるからだ。大衆は、たいてい間違っている。たいがい、買い方だ。
・「投機の失敗といって、負けを均(なら)そうという試み以上に愚かなことはない。損失が明白なときは損切り、儲けが明白なときは利喰わないことだ」レフィーバー「投機に生きる」
2008-06-26
スルガコーポレーション
夕凪のイベント投資日記でも触れられていましたが

ストップ安下限が取り払われたので前日の121円から32円で寄り付いて、引けでは48円までリバウンドしました。
発行済み株数39,437,721、浮動株16.2%なのに出来高が37,188,800、寄り付きでの全株一致株数が10,792,300です。
色々と危ない企業が。
投資顧問/投資情報業者を徹底比較!
株で年5000万円の不労所得を得る方法 検証くん
日本エスコン
三井住友銀行保証付ってことは、まだ潰さないつもりでしょうか。
週末にグッドウィル、スルガコーポなど見ておきましょう。
企業ではないですが回転寿司の真相と食品のカラクリ
2008-06-25
上手なトレーダーの必要条件
紺ガエルさんの大学時代の同級生と伊勢廣本店
> どんな経緯があろうと。
> 時価の前では、万人は平等で、コストだけが絶対の尺度。
> どんなに苦しい時でもポジション切らなかったのに、とか。
> 一度は2倍になったのに、とかは、何の関係もなく。
> 思い入れなく、すぱっとポジションを動かせるのが上手なトレーダーの必要条件だと思うのだが。
> 結構、私生活でもすぱっといろいろ決断する人がこの業界に多いのは、気のせい?
証券会社比較記事
元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 利用している証券口座(その1:マネックス証券)
元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 利用している証券口座(その2:SBIイー・トレード証券)
元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 利用している証券口座(その3:楽天証券)
元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 利用している証券口座(その4:カブドットコム証券)
元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 利用している証券口座(まとめ用)
さて今夜はFOMC
春山さんの間違いを認めたECBで
> 今晩は、ECBのトリシェが『連続利上げするなんて言ってない!』と前言を撤回しています。
> インフレを心配するよりも、景気や金融市場を心配しなければいけないと、再認識させられたのだと思います。
> 今晩のアメリカFOMCも、金利は据え置きでしょうし、これで金融引き締め懸念は消えたと思います。
> つまり、これで5月中旬以降の調整が終了するのだと思います。
さてどうなるでしょう?
チャート遊びへのコメント
> ジム・ロジャーズのように無尽蔵に近い資金の保有者と同列に行動はできないのが、われわれ一般個人投資家だと思っています。
> 私は、弾丸は大切に使おうと思っています。
投信の分配金
投信の分配金については、分配金を払うより基準価格に積み上げてもらった方が良いと思っているのですが、
【夏のボーナス特集】インフレを意識した資産運用を――ファイナンシャルプランナー深野康彦氏(08/06/24)
でも言及されているように、
> 平成20年度税制改正で、来年1月1日から配当が100万円を超えると確定申告が必要となりました。グロソブをおよそ1600万円分以上持っているとそれくらいの配当がつきます。年金受給者が確定申告すると国民健康保険料などに影響が出てきます。最近は運用がうまくいったときに「ボーナス配当」を出す投資信託もあり、配当金のコントロールがきかず、気づけば年間100万円を超えてしまうことも考えられます。
ということになると、分配金が出ない、出ても少なくなる傾向が期待されます。
ETFの配当二重取りについてはVMaxの投資のブログ: ETFの分配金希薄化は問題?に詳しいです。ほんのちょっとだけ計算方法が異なりますが投信市場を振り返る-7月-「『配当の二重取り』はできないものの、ETFから大量の資金流出」 - 注目の投信(第29回)でも解説されています。
動機としてはETFへの資金流入が急拡大、金法・外国人買いなど思惑交錯 | Reuters
> 銀行が株式を運用する場合、通常その売買損益は経常利益に反映され、本業の収益である業務純益には反映されない。だが、株式配当金や投信の分配金、投信の解約・償還損益は「資金運用収益」等に計上され、業務純益に反映される。ETFからの分配金も業務純益に反映することができるため、結果的に業務純益をかさ上げする効果がある。
2008-06-24
FXブロガー・EURO SELLERさんに聞く
FXブロガー・EURO SELLERさんに聞く(5) ~原油が上がれば、ドルは下がり、ユーロは上がる~
> 最後にEURO SELLERさんは、為替に取り組むにあたって、これから注目すべき指数、商品価格を教えてくれた。それはVIX指数(恐怖心理指数)、原油価格、金価格の3つだ。
> 「VIX指数はボラティリティの指数なので、無制限に高くはなりません。右肩上がりのチャートにはならないわけです。具体的な使い方としては、だいたいこれが30を超えてきたら、逆バリするのがいいでしょう。
> ちなみにVIX指数は低いところは意味がありません。チャートの”谷”に意味はないんですね。チャートの”山”でしか使えないんです」
スルガが飛びました
> 日本不動産の犠牲者?1号がでました。
> 日本の公募社債で??件目のデフォルトです。スポンサーがつかなかった場合、ちゃんと清算されるかどうか見ものですね。
2008-06-23
モノライン問題の大きさは?
恐らく債券が専門の紺ガエルさんは杞憂であることを祈るの中で
> MBIAは、格下げのせいでGIC債務が早期償還事由に引っかかり、保険子会社は29億ドルの資金が必要になり。
> 同時に、格下げで保険契約上追加担保差し入れ義務が発生して、45億ドルの資金が必要だと発表。
> 合わせて74億ドル、8000億円程度のファンディングが必要となる。
> 市場は、今後何が起こるかを、明確に織り込み始めて。
> 完全に、システミックリスクの世界。
> これまでFEDとかECBとかBOEとかが、取れる政策総動員体制で事態の鎮静化を図ってきたのに。
> 再びこういう事態になりつつあり。
> 取れる政策総動員しちゃってるから。
> 次、何か起こればどういう手だてが残っているのだろうか。
> 株式市場が異常に楽観的なのが、凄く気にかかります。
そしてDangerously Beautifulを紹介なさっています。
> MBIAがシングルA格まで格下げされたことで、USのMMF(2a-7 Fund)の"Second-Tier Securities(長期格付けで概ねBBB~A相当)"を5%以上保有してはならないという基準に抵触するケースが出てくる可能性もある。
一方春山さんは
週末の定点観測 : アメリカ
> 格下げ=公式に『俺たち、あいつらが飛ぶ可能性を認識した』と表明した。。。ですからね。
> だから、今週のアメリカ株は悲惨だったわけで・・・
> アメリカの金融はブラックホールみたいに世界の資金を吸い込んでますが、同時に規制強化、ビジネス・モデルの修正で『収益性は低下の一途』をたどっています。これがどこで反転してくれるのかを観察しようと思っています。
> 何故なら、そこがアメリカ株の投資ポイントだからです。
> もっとも下落したものが、最初のフェイズで最大の上昇をする。
> つまり、金融セクターが猛烈な反発をするハズです。
> 理由は、何回となく『ここがボトム』という打診買いが裏切られて、投資家が見放したわkで、誰も保有していない状態になっているからです。
> 数年前の日本の銀行株のような状態ですね。
> でも、その後はそのときのアメリカの産業の構成、競争力しだいなので、今から予測するのは困難だと思います。
> むしろ、真っ白な心で望みたいと思います。
ということで、冷静に次の機会を狙っていらっしゃります。






