夢を持てますか?
日本に戻りました。
日本の銀行は金融庁にコントロールされすぎて、
自行でリスクがとれません。
おもしろいとおもうのは、スルガ銀行くらい。
オリックスもリスク商品にしっかり取り組んでいる。
国家にどこまで期待するか。
あえて誤解をおそれずにいうと、
全員に同等レベルの教育をおしつけるのは、
やめたほうがいいということ。
生まれたときから、与えられた環境格差は存在するという前提で、
投下効率のよい投資教育をくむべきだ…とおもう。
世界では、それが自然だから。
投資教育をつづけると、
インテリジェンスがついた人間は、
日本を投資先に選択しないひとも多く出るはずだ。
日本では、果実から国に収奪されるコストを上回るリターンを、
外国より多くあげないと、手元に残らない。
日本が選ばれない明確な材料がある。
それなら、とばかりに国が投資環境を整えてくれたら、
それは良いことなのだけれど、
たぶん公平を望む多くのひとに阻まれるのでは。
国を憂えても変わらないのなら、
もうリスクを背負ってない官僚にまかせよう。
そのかわりリターンも彼らのリスク相当分にしていただきたい。
いま機会の最大化につとめるのならば、
日本国に文句を言ってるのはちょっと合理的でないとおもう。
改善を待つ時間をほかの機会にまわそうではありませんか。
夢を持てますか?
となりの韓国は、
モノやサービスが日本と同レベルに行きわたっているが、
若者は、とてもハングリーだ。
黒竜江大学が韓国人留学生であふれていると以前かいたが、
中国のどの省でもそうなのだ。
そして、世界中どこへ行っても、韓国人の多さに驚く。
過日おとずれたフィリピンもそう。
日本人3万人にたいして、
韓国人はなんと10万人だ。
彼らは競争社会生きている。日本などくらべられない。
でも、いやいや競争しながら国外へたやすく行けるものでない。
「勝ち抜く」という目的をもっているとしかおもえない。
成熟した社会にあっても、
韓国人はまだまだ満たされない何かをかんじて、
貪欲に行動できるのは、
プランを達成したい夢をもっているからだとおもう。
国外に人材を投資しつづける韓国は、
もしかしたら近い将来、すごいリターンを得るかもしれない。
彼らはいろいろ誤解されやすいところも確かにあるが、
そのむき出しの貪欲さは、
いまの日本はもうすこし平明な視点で見たほうがいい。
土地所有権という幻想。
住宅(不動産)が、収益を生む商品、とわりきると、
こんどは所有権にこだわらなくても…と考えるようになります。
不動産が、資産の部と負債の部に記載されるだけで、
問題はいくら維持費がかかり、いくら収益があるかです。
すると、
できれば、所有しないほうがいい場合もおおくなる。
かりに所有しても、国や地方に税金を払いつづけるのは、
日本国の土地を借りて賃料を納めてるようなもんです。
所有者への税金は、国家への土地賃貸料とみるべきです。
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