効率賃金仮説
正社員と非正規社員の格差も、世界的にみられる現象である。これは原理的には、効率賃金仮説で説明できる。経営者(プリンシパル)と労働者(エージェント)に情報の非対称性があるとき、労働者が怠けるのを防ぐために、中核的な労働者には限界生産性より高いレントを与え、怠けたら解雇されて、外部労働市場では限界生産性に見合う低い賃金しかもらえないようにすると、労働者は自発的に会社に忠誠をつくす。日本の年功賃金が効率賃金の一種だというのは、よく知られた事実である。
主にあちこちのブログで見つけた記事を、忘れないように、そして探しやすいように、元記事のアドレスと共に書き写したブログです。それらの記事の著作権は元記事の作者にあります。もしコピーミスなどで元記事とこのブログに相違があれば、元記事の方が正しいです。文字の色は9E5205で背景の色はF6F6F6。
0 件のコメント:
コメントを投稿