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本当にキツイ相場でした。
日本株は。連続して大幅下落した局面が 2 度ありましたよね。
あの 2 度とも、前日までに全部売り切っていたんです。
普段ならあそこまで下げたら翌日は反発するので、持ち越していい場面でした。
今回は違和感があったので売ったのですが、それで助かりました。
本当に紙一重だったと思います。
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現金にしてあれば株価の暴落を眺めるのは平気なはずなんですが、今回ばかりは“このままいったら経済はどうなっちゃうんだろう”とちょっと不安になりました。
この先どうなると思うか?
全然わかりません。
ていうか、わかる人いるのかな。
自分はその時々の相場に適応していくだけです。
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中途半端なところで買いを入れて、5 億円くらい損した日もあった(ものの、10 月 8 ~ 28 日を約 12 億円のプラスで終えることができた)。
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9 月 7 日に米国政府が、経営難に陥っていたファニーメイとフレディマックに公的資金を注入して、救済することを決めましたよね。
それを知った時、りそな銀行が国有化されたときのことを思い出したんです。
あの時は(国有化が決まった)当日は株価が下げたんですけど、翌日から上昇していきました。
それと同じようになるんじゃないかと思って。
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(45 億円を両替し、ファニーメイとフレディマックに買い注文を入れても)変なアラート(注意画面)が出て、注文がはじかれてしまうんです。
何だろうと思ったら、その証券会社では米国株の発注は、1 万株未満までしか受け付けてもらえないことになっていたんです。
米国株の値動きはいつも見ていたけれど、実際に買うのは初めてだったので、そんなルールがあるとは知りませんでした。
それで、仕方がないから 9990 株ずつ注文を出していったんです。
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(ファニーメイとフレディマックの株価は、急落して「1 ドル」になろうとしていて、4500 回も買い注文を出し続けるのは)1 日ではとても無理で、何日かに分けてひたすら買い注文を入れました。
連日深夜の 4 ~ 5 時間、ずーっと入力しっぱなし。
泣きそうでした。
翌日には指や肘じゃなくて、肩のここ(三角筋)が痛くなるんです。
注文を出すときにこの筋肉を使ってるなんて、生まれて初めて知りました。
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最後には、恐ろしく速く注文が出せるようになりました。
何も考えてないのに、腕が勝手に動くんです。
それを眺めていると、“この手は機械で、人間の手じゃないんじゃないかな”と思ったり。
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(45 億円を使い切る前に心が折れてしまい、30 億円分の購入で打ち止めにした)ファニーメイとフレディマックは、それぞれ 2.76 ドルと 2.9 ドルまで急騰したので売れました。
でも、(リーマン・ブラザーズの経営破綻が取り沙汰されたとき、同様に公的資金が入ると見てリーマン株を 7 億円分買い集めていたため)リーマンの破綻を食らって 7 億円の損。
さらにこの間に円高が進んだので為替差損と、売買手数料が 1 億円以上もかかって、都合 7 億円くらいしか儲からなかった。
あんなに頑張ったのに……。
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(マウスを投げつけて)モニターを壊したのは、久しぶりでした。
ええ、今までに何台も、そうやって壊してきたんです。
それで、日本株にも集中しなきゃならないし、米ドルのままにしておくとまた買ってしまうので、米国株は止めにしました。
あんなに頑張ったのに……。
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昔から理性ではヤバイとわかっていても、チャンスと思うと無意識に株を買っている。
今まではそれがたまたま良い方向に作用したけど、資金が膨らんでそうもいかなくなってきた。
だから、一部を簡単には売買できないものに、替えてしまいたかったんです。
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