進軍宣言
米S&P/ケース・シラー住宅価格指数:1月は前年比10.7%低下ということでダウは下がりましたが、最後は小幅安に止まりました。
EWTの24日のNAVは$16.77、終値は17.23、台湾市場の指数は0.78%下落。するとNAVは、勿論指数が違うので単純には比例しませんが$16.64くらい?
春山さんの進軍宣言の定性的な背景
整理すると、まず年末年始に考えられたことは
- 08年は困難な年だ。
03年から07年までは、あまりにも簡単に儲かりすぎた。勇気さえあれば、年平均で25%程度のリターンを5年間出せた。03年初に1000万円あれば、3051万円になっているのだ。 こんなことは一生に数回しかないと思う。だから、08年は困難な年であっても不思議でない。 - 08年は、数少ないチャンスを果敢にものにする臨機応変なジャブが中心になる。
- 乗り遅れたら、その相場は我慢して次までパスしたほうが怪我をしない。
- 下落の先頭車両(米国宅建業者)が下げ止まり、上がり気味になり始めた。
- 上昇の最後尾(資源エネルギー商品)がピークのバブル状況を見せている。
- FRBが、なりふりかまわぬ処置をスピード感を持って実行している。
- 中国関連は、高値から半値になり、PERも半分になった。
- 宗教的強気論者が、やや弱気になって『ここを買わずにどこを買う!』といった激しい檄文ではなくなった。
- 3月26日の日経朝刊に見られるように、年金の資産配分担当者が弱気になるといった弱気の記事が多数を占めるようになった。だいたいにおいて、彼らの判断は遅行指標だ。
- 昨年10月、11月に、「売ろう!」と呼びかけたときに逡巡した人々が、この数日彼らに「買おう!」と呼びかけても、「まだ下がるから減らしたい」と言っている。
- 悪化するファンダメンタルに市場が下げ渋っていた昨年と比べて、3月前半の大幅な下落を見て、「市場がファンダメンタルに追い付き、一部では追い越した」と感じた。
- SWFとアメリカの手打ちができた。
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