大恐慌突入の確率
大恐慌か否か!? - たーちゃんファンド - 楽天ブログ(Blog)
木下さんのコラムを読んで知ったのですが、
過去のリセッションでGDPが大きく落ち込んだのは
・共産主義革命
・第二次世界大戦
・世界大恐慌
の3点くらいであり、
通貨危機ではマイナス8%程度のGDPの減少が見られましたが、
結果としてその時株を処分した投資家は大間違いだったとの
過去の事実があるそうです。
《参考リンク》
↓↓
http://www.zyoutou.com/report/html/028.html
そこで、今後GDPを大幅に減少させるという
この3点が起こりうる可能性を考えてみます。
・共産主義革命
もう既に共産主義は崩壊してまんがな。
今更、本気で共産主義革命を
考えている日本人はいないでしょ。
・第三次世界大戦
戦争が起こらなかったら株で丸儲け、
戦争が起こったら株価がどうなっても関係ないでしょ。
こんなものを心配しても意味がない。
そもそも世界大戦は大恐慌の後に起こるものだから、
戦争よりも大恐慌を心配する方が優先順位が高い。
・世界大恐慌
現実的に心配すべきはこれだけですね。
そこで面白い写真を拾ってきたので
大恐慌当時と現在を比較してみましょう。
『株価』は・・・
世界恐慌時の下落率が3年間で約87%です。
この記事では約1年間で約27%です。
ただしこれはちょっと前の記事ですので、
現在はマイナス40%くらいかも。
『失業率』は・・・
世界恐慌時は約4年間で約3%から約25%に上昇しました。
今回は約1年間で4.7%から6.1%に上昇しました。
世界恐慌時には銀行の取付騒ぎがあったために
金融機関がストップし、
それが失業率の激増に繋がりましたが、
今回はそんな騒ぎが起こっていません。
『GDP』は・・・
世界恐慌時は約4年間で約30%減少です。
今回が2008年上期はプラス成長です。
どうもこれから-30%になるとは考えにくいですね。
今回の金融危機は、当時に比べ良い指標が示されています。
金融危機がもう少し長引くでしょうから、
今の数字より悪化するでしょうが、
1929年の世界恐慌のようにはならないでしょうね。
日本は1990年からのバブル崩壊後の失われた10年で
不良債権処理に血道をあげて来たため、
金融機関が欧米の金融機関に比べてリスク資産を保有しておらず、
優位に立てる状況であります。
通貨危機が起こるとしたら
『ドル』・『ユーロ』の暴落の可能性が高く、
それは言い換えると『円の独歩高』と言い換える事が出来ます。
そんな状況なのに世界一割安な日本株を投売りするなんて、
外資さんも資金繰りが切羽詰っているとは言え
可哀想ですね・・・
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