2007-09-14

FRIDAY フライデー

  • 商社、鉄鋼など人気株が急落した 9 日には、リバウンドを狙って商社株を中心に 50 億円ほど買い、結果、この日の収支は約 1 億 4000 万円の黒字になりました。
    ところが日経平均が全面安になった翌 10 日は、2 億 8000 万円の損。
    翌週の 13 日は日経平均も反発して、買っていた銘柄も値を戻し、3 億 7000 万円の儲けとなりました。
    悔しい思いをしたのは 17 日です。
    市場が閉まる直前の午後 2 時 38 分過ぎに日経平均が一気に下がったんです。
    これは絶好の買い時でしたが、米国株がまだ高値圏にあって翌日の暴落もあると躊躇してしまったんです。
    あそこで買いを入れておけば 5 億円ぐらい利益が出たはずです。
  • 僕自身は信用取引はせず、オーソドックスな投資だけです。
    上げ相場では上昇する株を狙う「順バリ投資」、下げ相場では下落中の銘柄のリバウンドを狙う「逆バリ投資」。
    これだけです。
    銘柄選定では、米国市場や先物市場の動きを見てイメージをつかみ、後は相場の動きに合わせて投資しています。
    相場に引きずられて下がり過ぎた優良銘柄は狙い目です。
    乱高下相場では、やはり短期投資のほうが利益を拾いやすいと思います。

2007-09-09

ジム・ロジャーズの意見

【 ジム・ロジャーズの意見 】

Market corrections are coming.
Jim Rogers
Founder of the Rogers Raw Materials Index

Source:
Crisis Council
Fortune, September 3, 2007

We've had the worst bubble in credit we've ever had in American history. As the bubble got bigger and bigger, it spread to emerging markets and leveraged buyouts and all sorts of things. And it hasn't been cleaned out yet. I don't think you can have a bubble like this and clean it out in six months or even a year. It has always taken longer.

我々は、アメリカの歴史において、かつてないクレジットにおける最悪のバブルを抱えています。そのバブルはどんどん大きくなり、エマージングマーケット(新興市場)やレバレッジ・バイアウト、その他もろもののことに広がりを見せています。そして、それは、きれいに片付いていません。私は、この様なバブルを抱えて、それが半年、あるいは1年程度で片付けることはできないと思います。もっと時間がかかるでしょう。

Look at homebuilders, for instance. Historically, when an industry goes through a retrenchment like this, you have two or three big companies going bankrupt and most of the companies in the industry losing money for a year or two or three. Well, we haven't gotten anywhere near that in the homebuilding business, so I think that bottom is a long way off. As far as the credit bubble, we have another several months, if not more, of mortgages that are going to reset and people who are going to find themselves with even higher monthly payments. There are many, many more losses to come, most of which we won't know about for weeks or months.

例えば、住宅建設業界を見てみましょう。歴史的に、産業(業界)が今回の様な退潮を経る時、2つや3つの大きな会社が倒産し、業界内の会社のほとんどが、一年、二年、もしくは三年の間、損失を被ることになります。(これは、2001年のテロの後の航空業界の状況が、最近の事例としては近いと思います。)住宅建設業界は、この様な状況に近い形に、まだ(少しも)なっていません。 ですから、わたしは、底はまだまだ先だと思っています。クレジット・バブルに関しては、住宅ローン(の金利)がリセットされ、人々がさらに高い金利を払わなければいけなくなることに気づくまでに、あともう数ヶ月、もしそうでなければ、もっとかかるでしょう。(これは、オプションARMのリセットをさしていると思います。) 非常にたくさんの損失が出てくるでしょう、それらのほとんどは数週間、または数ヶ月では、知ることのできないと思います。 (これは、今回のクレジットバブルを経た空前のバイアウト・ブーム、ヘッジファンド、プライベートエクイティの案件の結果が分かるまでには、あと数年はかかるので、それをさしている、または、それを含んでいると思います。バフェット氏もCNBCのインタビューでプライベートエクイティのブームに関しての意見として、近いような趣旨の発言をしています。)

Normally you have markets go down 10% or so every couple of years. We haven't had a 10% correction in the stock market in nearly five years. I don't know if this is the beginning of it, but we've got a lot of corrections coming. It wouldn't surprise me to see a little bounce--say if a central bank cuts rates. But that will just lead to the markets falling further late this year or next year. It would be better for the market, it would be better for investors, and it would be better for the world if we went ahead and cleaned out the system. If they do cut rates in the U.S., it would be pure madness. Because the market's down 7% or 8% from an all-time high? My gosh, what's that going to say about the dollar? What's that going to say to foreign creditors? What's that going to say about inflation? The Federal Reserve was not founded to bail out Bear Stearns or a few hedge funds. It was founded to keep a stable currency and maintain its value.

普通、数年の間に、市場は10%程度下落することがあります。我々は、ここ5年に近い間、株式市場で、10%の調整も経験していません。私は、それが(今)始まったのかどうかは、判りません。しかし、多くの調整をこれから経験することにならざるをえません。私は、例えば、中央銀行の金利の削減等によって、少々の上昇(反発)があったとしても、驚きはしません。しかし、それは、今年の後半、または来年に更なる下落を招くことになると思います。もし我々が早く(先に)経験し、状況を片付けることが、投資家にとって、そして世界にとって、より良いことだと思います。もし、米国が金利を下げれば、それは単に狂気の沙汰だと思います。なぜなら、(株式)市場は、過去最高の数値から、7から8%程度しか下がっていないだけです。それが与えるドルに関しての影響はどうなるのか?(意訳しています) 海外の債権者に対しての説明は?? 中央銀行は、Bear Stearns、もしくはいくつかのヘッジファンドを救済するために、設立されたのではありません。

I have been and continue to be short the investment banks and the commercial banks. If they bounce up, I'll probably short more. I'm certainly not buying anything. The market's only down 8%. I don't consider that a buying opportunity. The things that I'm short, some people probably think are buying opportunities, but I don't. I've been short the banks for close to a year, and for a while it was not fun. But I added to my positions, and now it's a lot of fun.

私は、現在まで、そして引き続き、投資銀行とコマーシャル・バンク(企業向けの銀行業務を指すと思いますが、良い日本語訳が浮かびません。)に対して、ショート(空売り)を行っています。もし、それらが反発(上昇)したら、多分、さらにショートするでしょう。私は、確実に買うことはないでしょう。市場は、たった8%下落しただけです。私は、それが、買う良い機会とは思っていません。私がショートしていることは、恐らく、ある人たちにとっては、買う機会と思うことでしょう、しかし、私はそう思いません。私は、銀行のショート(空売り)を一年近くしています、そしてそれは、しばらくの間、あまり楽しい状況ではありませんでした。しかし、私は私のポジションを積み上げました、そして、いまは、楽しんでいます。

2007-09-06

システムトレード

今回のように一回の注文で40ポイント以上もやられるのは遡っても2月末の急落以来(このときはバーチャルではありませんでした(汗)
それより前に遡るとバーチャルになりますが、でも1年以上ないです。