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2009-01-01

Diamond ZAi ダイヤモンド・ザイ

  • 本当にキツイ相場でした。
    日本株は。連続して大幅下落した局面が 2 度ありましたよね。
    あの 2 度とも、前日までに全部売り切っていたんです。
    普段ならあそこまで下げたら翌日は反発するので、持ち越していい場面でした。
    今回は違和感があったので売ったのですが、それで助かりました。
    本当に紙一重だったと思います。
  • 現金にしてあれば株価の暴落を眺めるのは平気なはずなんですが、今回ばかりは“このままいったら経済はどうなっちゃうんだろう”とちょっと不安になりました。
    この先どうなると思うか?
    全然わかりません。
    ていうか、わかる人いるのかな。
    自分はその時々の相場に適応していくだけです。
  • 中途半端なところで買いを入れて、5 億円くらい損した日もあった(ものの、10 月 8 ~ 28 日を約 12 億円のプラスで終えることができた)。
  • 9 月 7 日に米国政府が、経営難に陥っていたファニーメイとフレディマックに公的資金を注入して、救済することを決めましたよね。
    それを知った時、りそな銀行が国有化されたときのことを思い出したんです。
    あの時は(国有化が決まった)当日は株価が下げたんですけど、翌日から上昇していきました。
    それと同じようになるんじゃないかと思って。
  • (45 億円を両替し、ファニーメイとフレディマックに買い注文を入れても)変なアラート(注意画面)が出て、注文がはじかれてしまうんです。
    何だろうと思ったら、その証券会社では米国株の発注は、1 万株未満までしか受け付けてもらえないことになっていたんです。
    米国株の値動きはいつも見ていたけれど、実際に買うのは初めてだったので、そんなルールがあるとは知りませんでした。
    それで、仕方がないから 9990 株ずつ注文を出していったんです。
  • (ファニーメイとフレディマックの株価は、急落して「1 ドル」になろうとしていて、4500 回も買い注文を出し続けるのは)1 日ではとても無理で、何日かに分けてひたすら買い注文を入れました。
    連日深夜の 4 ~ 5 時間、ずーっと入力しっぱなし。
    泣きそうでした。
    翌日には指や肘じゃなくて、肩のここ(三角筋)が痛くなるんです。
    注文を出すときにこの筋肉を使ってるなんて、生まれて初めて知りました。
  • 最後には、恐ろしく速く注文が出せるようになりました。
    何も考えてないのに、腕が勝手に動くんです。
    それを眺めていると、“この手は機械で、人間の手じゃないんじゃないかな”と思ったり。
  • (45 億円を使い切る前に心が折れてしまい、30 億円分の購入で打ち止めにした)ファニーメイとフレディマックは、それぞれ 2.76 ドルと 2.9 ドルまで急騰したので売れました。
    でも、(リーマン・ブラザーズの経営破綻が取り沙汰されたとき、同様に公的資金が入ると見てリーマン株を 7 億円分買い集めていたため)リーマンの破綻を食らって 7 億円の損。
    さらにこの間に円高が進んだので為替差損と、売買手数料が 1 億円以上もかかって、都合 7 億円くらいしか儲からなかった。
    あんなに頑張ったのに……。
  • (マウスを投げつけて)モニターを壊したのは、久しぶりでした。
    ええ、今までに何台も、そうやって壊してきたんです。
    それで、日本株にも集中しなきゃならないし、米ドルのままにしておくとまた買ってしまうので、米国株は止めにしました。
    あんなに頑張ったのに……。
  • 昔から理性ではヤバイとわかっていても、チャンスと思うと無意識に株を買っている。
    今まではそれがたまたま良い方向に作用したけど、資金が膨らんでそうもいかなくなってきた。
    だから、一部を簡単には売買できないものに、替えてしまいたかったんです。

2008-12-20

ジェイコム男BNF氏が長期投資する銘柄とは?

ジェイコム男BNF氏が長期投資する銘柄とは? 【2008.12.20発売のZAiより】
ジェイコム男BNF氏のインタビュー記事が、12月20日発売の「月刊ダイヤモンドzai(ザイ) 2009年2月号」に掲載されました。

この雑誌を購入したので、記事の内容の紹介をします↓

ダイヤモンドzai(ザイ) 2009年2月号 44~45ページ

資産215億円達成! BNFが不動産投資と長期投資について語った!

米国発の金融危機で世界中の株式市場が暴落する最中 BNFは米国金融株の売買で18億円の利益を上げ、さらに秋葉原駅前に90億円の商業ビルを買っていた!

▼今回の記事でBNF氏について判ったこと

  1. 取材日は2008年11月下旬と思われます。
  2. 取材日時点での総資産は約215億円。楽天証券の口座に約125億円。また、2008年10月に秋葉原の駅前のビルを90億円で購入。

  3. 記事の写真を見るに、相変わらず楽天証券マーケットスピードを使っている。
  4. 日本株の短期トレードでは100億円くらいの資金がちょうどよいと感じている。買いすぎると、株式市場での売却が大変になる。
  5. アメリカ市場のファニーメイ株とフレディマック株は当初、長期で保有する予定であったが、含み益を見て売却してしまった。
  6. 株のように簡単に売り買いができるものは、含み益があると売りたくなってしまう。そこで簡単には売却できない不動産に目をつけた。
  7. 最初は20~30億円で物件を探していたがあまりいいものがなく、不動産屋に「80億円くらいで」と言ったところ、100億円前後の物件を多数紹介してくれた。その中に、チョムチョム秋葉原というビルがあった。
  8. BNF氏が90億円で購入したチョムチョム秋葉原は、年間数億円の家賃収入が見込める。
  9. ZAiの記者が不動産の専門家に聞いたところ、チョムチョム秋葉原は「今すぐでも110億円くらいで売れる可能性はある」とのこと。
  10. BNF氏は千葉県市川市の出身である。電車といえば総武線で、昔から大きな街に出るといったら秋葉原だった。子供のころは親に連れられてファミコンのゲームを買いに行ったり、学生のときもよく遊んでいた。
  11. BNF氏曰く、長期的に投資できるなら、不動産でなくてもなんでもいい。金(ゴールド)も投資の選択肢の一つだが、泥棒に取られてしまうかも知れないので、今のところは不動産。

最後に、BNFさんの長期投資に関するコメントを抜粋しておきます↓

Q BNFさんが長期投資を前提に株を買うとしたら、どういう銘柄選びをするだろうか?

A 業績好調の株を長期投資することはないです。そういう株は株価も高いはずなんで。僕なら「潜在能力があるのに景気低迷で大赤字になって株価が低迷してるけど、倒産確率が低い会社」を選ぶと思います。でも、そう考えていても結局、含み益が出るとすぐ売っちゃうんで、日本株での長期投資は僕には無理ですねぇ(笑)

 

長期投資するならこんな銘柄

●最悪期ともいえる大赤字の会社

●財閥系など倒産の心配が少ない会社

●株価が100円割れなど大きく売られている

2008-11-14

週刊朝日

  • 昨年中ごろまで上げ相場だった日経平均が今年はずっと下げ続けているので、上げ相場のときとは違って今は「逆張り」が中心。
    ドンと下がったところに買いを入れて反発するのを待ってます。
    でも、9 月に入ってからは値動きが尋常じゃない。
    以前は「買い」だった大幅下げでも、そこからさらに下がってくるケースが目立つ。
    今まで経験したことのないような相場で、まったく油断できません。
  • 何パーセントで利益を確定するとか、損切りするとか、そういうルールは特にありません。
    あくまで相場の雰囲気、空気を見ながら判断しています。
    大事なことは欲を出さないこと、それと絶対に無理はしないってことでしょうか。
  • 値動きだけを見るわけではなく、円高による業界への影響とか、個別の前提は頭に入れてるつもりです。
    それと、米連邦公開市場委員会や日銀の金利にかかわる会議とか、11 月 15 日の金融サミットとか、経済に密接したイベントの日程も意識してますよ。
  • (10 月も)かなり儲かってますよ。
  • 株価が急落して、10 月 28 日午前に 7100 円前後になったところで一気に買った。
    60 億円ちょっとかな。
    電機、銀行、商社、自動車……と何でも買ってますね(笑)。
    7000 円を割り込んでから 1 億円以上の含み損が出てヒヤヒヤしたけど、最長で 11 月 4 日の米大統領選まで持つつもりでした。
    政権交代への期待で多少の値上がりがあるかと思って。
    でも、28 日午後に急反発し、29 日に 8200 円前後になったところで 90 銘柄ほどあったのをぜんぶ売った。
    ひと晩で 12 億円の儲けが出た計算です。
    もう少し待てばもっと儲かったけど、腹八分目ってことでちょうどよかったのかな。
  • 9 月に米国株を始めて、リーマン株が暴落したときについ手が出て 7 億円ほど買った。
    そしたら 2 日後に倒産……そのまま紙くずになった。
    他の取引で最後は数億円の利益を出したけど、夜は眠れないし、為替リスクもあるし、手数料も高いので、米国株はもうやめた。
    日経平均が千円以上の下げを記録したとき(10 月 10 日)には 5 億円の損が出た。
    ま、そのぐらいの損切りでよく済んだなと思います。
    損切りした次の日に何百円も下がったとか、そういうのが 2 度くらいあったから。
    値下げ幅が大きくて損切りしづらい状況だけど、いつか上がるという希望的観測は絶対にダメ。
    危ないと思ったらすぐ損切りする。
    数分でも判断が遅ければ 1 億円が吹っ飛ぶことも少なくないから。
    損切りをして次のチャンスを狙うほうがいい。
    いや、損切りしたあとに予想が外れて反発しちゃうことも多いんだけど、今回は運が良かったですよ。
  • (秋葉原駅前のほぼ新築のビルを 90 億円で一棟買いしたのは)転売とか賃料収入とかに期待してるわけじゃなく、あくまで資産の分散が目的なんです。
    現金が 200 億円あると、僕は全部使っちゃうから。
    でも、いざ株を売り買いするときに 200 億円を取引するのは時間がかかっちゃってリスクが大きい。
    100 億くらいが限界かなと思ってて、動かせない資産をつくろうと思ってビルを買ったんです。
  • 人付き合いもしないし、外にも出かけない。
    自分のペースを乱されるのが嫌で、人とご飯も食べてない。
    不動産の購入手続きで出かけたくらいで、休日もずっと家で過ごす。
    もともと引きこもりがちだったし。
    株をやめたら、本当に何もほかにすることがないんですよ。
    毎日が「休日」じゃ、ありがたくないしね。
    大損したらやめようとも思ってます。
    リーマンで 7 億円を損したときにやめてもよかった。
    でも、また取り戻しちゃったから……。
  • (恋人の有無は)ノーコメント。

2008-11-13

週刊新潮

  • (「ビルを購入したのは、ここのところの株暴落でそろそろ株から足を洗おうとでも考えたのか?」と聞かれて)いえ、そうじゃありません。
    現に、10 月も 1 カ月のトータルでは 18 億 2500 万円の利益を出しましたから。
    資産も 200 億円を超えていますよ。
  • そもそも、僕は現金を信用していないというか、株で儲けてもその金の何割かはいずれ他の資産に代えるつもりでいたんです。
    それで、不動産屋に何かいい物件はないかと依頼していたら、たまたま今回の話が飛び込んできた。
    あんな大きな駅前のビルはほとんど不動産会社やファンドの間で売買され、個人が買えるチャンスはめったにないんです。
  • (「これからは株のほかに不動産取引にも手を広げる?」と聞かれて)いえいえ、次々にビルを買っても管理できませんから。
    それにビルを買ったもう 1 つの理由は、運用資産が 200 億円ぐらいになると、売買注文にかなりの時間がかかってしまうんです。
    実際、発注に手間取っている隙に損失を出してしまうことが何度かあった。
    それで、株の運用額を減らさなくてはならないと考えていたんです。
    大体 100 億~150 億円ぐらいが僕にとっては運用しやすい額の上限なんですね。

2008-10-28

ジェイコム男、株大暴落でも25億円の儲け

 05年のジェイコム株誤発注騒動で巨額を稼ぎ話題になった都内の個人投資家「ジェイコム男」こと「B・N・F」氏(30)が、最近の株価大暴落の中でも資産を増やし続け、今月中旬には一時、昨年末から約25億円多い「資産総額約210億円」に達していたことが27日、分かった。現在も資産総額約200億円。今月には東京・秋葉原駅前のビルを約90億円で「1棟買い」し不動産に進出していたことも判明。世界的金融危機の大嵐の中、カリスマトレーダーは“1人勝ち”していた。

 B・N・F氏によると、同氏の現在の資産総額は株、不動産合わせて約200億円。日経平均株価がバブル崩壊後最安値を更新した27日も無傷で、前週末比プラスで終了した。株価が大暴落を続ける中、資産総額が過去最高を記録したのは、日経平均終値が前週末比約1171円高となった今月14日で、その日に計約210億円に達したという。

 同氏は昨年12月初めの時点で資産総額約185億円だった。米国のサブプライムローン問題に端を発した世界的金融危機の嵐が吹き荒れ、大手金融機関も次々経営危機になる中、同氏は利益を着実に出し続け、昨年末以来、資産総額で最大約25億円を増やしていた計算になる。同氏は今年の取引について「『かなり順調』ではないですが(総資産は)増えています。こんな暴落は今までに経験がないので、少しでも油断するとあっという間に10億、20億は損しそうなので、かなり相場に集中しています」と述べた。

 ただ、何度か「ミス」もしたという。9月に入って米国株の取引も始めたが、米大手証券会社リーマン・ブラザーズ株が急落した際に約7億円分購入。しかしその直後の9月15日に同社の経営破たんが発表され、損失を出した。また先週、日本株で油断した売買をし、約5億円の損を出したという。「(今年の日本株取引では)この5億円の損が最大です。また、米国株はほかの銘柄で利益が出たので合計はプラスになりましたが、日本株との両立はきついので今はやめています」(同氏)。

 また、同氏は最近“アキバ不動産”投資に乗り出していたことが分かった。同氏によると今月、秋葉原駅前のビルを約90億円で購入した。現在の資産総額約200億円のうち、約90億円分がこのビル。現在の株の運用資金は約110億円という。同氏はビル取得の理由について「駅前の物件を個人が買うのは、市況がいい時では難しいと思ったので、めったにないチャンスと思いました」と話した。

 最近、ネット上の個人投資家らの間で、株価暴落をめぐり、同氏の「巨額損失説」「退場説」など根拠なきうわさが多数流れていた。しかし実際は、カリスマトレーダーは健在だった。

ハムハムセブンさんの御意見
BNFさんとてさすがに毎日順調だったわけではなかったようです。リーマン本体で損をしたり(7億投資したとあるので、これに近い損だったのかもしれません)、先週は日本株で5億も損したようです。
また日刊スポーツに口座の損益が載っていましたが、プラスとはいえ口座残高比ではわずかなものでした。

こういう記事を総合すると今回の利益は14日一日でほとんど稼ぎ出しているものと推測されます。そして他の日は出来るだけ損を小さくするようにしているためトータルで利益を確保しているのだと思います。

今回の過程でBNFさんと同じ銘柄を同じように買った人は大勢いたと思います。しかし同じように買ってもちゃんと利益に出来た人もいればそうじゃない人もいるのだと思います。つまりBNFさんは上がる銘柄を見抜く力があるということではなく(もちろん普通の人よりははるかに上だとは思いますが)、手仕舞いの優秀さがその秘密なのではないかと思った次第です。

私も今回は投機モードのほうはなんとかかんとかやってきましたが、その利益を投資モードや塩漬けモードへ垂れ流ししていたようなものでした。

とまあこういうことで長期とか塩漬けとかのほうは出来るだけ縮小しようと思ったわけです。

日刊スポーツ

  • 「かなり順調」ではないですが(総資産は)増えています。
    こんな暴落は今までに経験ないので、少しでも油断するとあっという間に、10 億、20 億は損しそうなので、かなり相場に集中しています。
  • (今年の日本株取引では)この(先週、油断した)5 億円の損が最大です。
    また、(9 月に入って取引を始めた)米国株はほかの銘柄で利益が出たので合計はプラスになりましたが、日本株との両立はきついので今はやめています。
  • (今月、秋葉原駅前のビルを約 90 億円で購入した理由について)駅前の物件を個人が買うのは、市況がいい時では難しいと思ったので、「めったにないチャンスと思いました。

2008-08-01

「Diamond ZAi ダイヤモンド・ザイ」2008 年 8 月号

  • ZAi は 100 号なんですか。
    (創刊が)2000 年というと、ちょうど僕が株を始めたのと同じ頃ですね。
    最初の頃は、何かいい銘柄ないかな~って感じで、本屋で立ち読みしていました。
  • 3 月に日経平均が 1 万 2500 円を割ったところでたくさん買って、200 億円を超えました。
    でも、その後の上昇には乗れなかったんです。
    出来高を伴わない上げだったんで、好きじゃないというか(自分の手法に)マッチしなかった。
    対応できていれば、今頃 210 億円くらいになっていたと思うので、そこは悔しいですね。
  • 3 月に日経平均が 1 万 2500 円を割ったところでたくさん買って、200 億円を超えました。
    でも、その後の上昇には乗れなかったんです。
    出来高を伴わない上げだったんで、好きじゃないというか(自分の手法に)マッチしなかった。
    対応できていれば、今頃 210 億円くらいになっていたと思うので、そこは悔しいですね。
  • “たまたま”というのは、株を始める時期に恵まれていたということです。
    当時は学生だったので、取引時間中にずっと値動きを見ていることができたし、研究する時間もたっぷりありました。
    大損しても普通に就職すれば良いと思っていたので、思い切り勝負できました。
  • 最初が下落相場だったのも、僕にとっては良かったんです。
    ストップ安の連続で、“株価は下げて当然”という意識ができました。
    だから、短期でロスカットをちゃんとやるスタイルになった。
    株を始めるのが 1 年早くても、逆に 1 年遅くても、まったく違う結果になっていたでしょう。
  • 自分でも手法に行き詰った部分があって、(資金が大きくなりすぎて)短期では回しきれなくなってきました。
    自分の出した 1 注文が何十回にも分かれて約定しているのを見ると、1000 人を相手にしている気がして、ホントに疲れちゃうんですよね。
    年齢的な衰えもあるのかもしれない。
    全盛期の力を 10 とすると現在は 8.8 ~ 8.3 くらいに落ちてます。
  • 商品(金、トウモロコシ、原油など)は株価を知る上でも必要な情報なので、以前から見て値動きは知っていたので簡単かなと思っていたのですが、実際にやってみると結構大変です。
    商品は値動きがほぼ完全にシカゴ取引所に連動するのですが、日本には値幅制限があってリスク管理上すごい不利なんです。
    アレ(値幅制限)は、なくせないんですかね。
  • 外国株投資も 05 年くらいからやりたかったんですけど、あまりにも急激に上がりすぎていたので、諦めてたんです。
    最近やっと安くなってきたので、じゃあ始めようかなと。
    こちらは完全に長期で、10 ~ 20 年のスパンで考えています。
    予算 80 億円で少しずつ買うつもりです。
    買ったらちゃんと ZAi には教えます。
    フフフ。

2008-07-09

「日本経済新聞」2008 年 7 月 9 日付

例えば信用売りは一回の注文が五十単元超でアップティックルールが適用となる。
例えばトヨタ自動車株(百株が一単元)なら、投資金額が約二千五百万円で価格規制がかかる。
二百億円超を運用するある投資家は「自分の投資規模では規制が足かせになって空売りできない」という。

2008-06-01

久米宏・経済スペシャル“新ニッポン人”現わる!

取材日は2008年5月16日と思われます。以下、BNFさんが出演した部分のまとめです。

  • 取材日時点でのBNF氏の資産は210億円

  • 5月16日に三菱商事や三井物産などの商社株を数十億円買い、5月19日に売り抜け利益を上げた。

  • 動画を見るに、B・N・F氏のトレード環境は2007年4月時点の環境と変わっていない模様。やはり楽天証券マーケットスピードを使っています。

  • 楽天証券の手数料体系は「ワンショットコース」を利用

  • 自転車は持っている。車は持っていない。

  • 海外旅行はしたことがない。そもそも、 旅行自体しない。旅行の計画を立てていても、その前日に相場で数億円損したら行く気力がなくなる。

  • お金を使うために稼ぐ感じじゃない

  • お金を使うことにあまり興味がない

  • コンビニで「京うどん」と「日清のカップヌードル カレー味」を購入

  • 取材当日の夕食は立ち食いソバで「天ぷらうどん 480円 (コロッケいり)」

  • 昼食に「ぺヤング ソース焼きそば」を食べることがある。

  • 日本の食料自給率の低さに危機感を覚えている。

  • 環境に対する悪影響が気になるので、夏場でもエアコンをつけない。

以下、BNF氏と久米氏のやりとりです。

▼BNF氏の自宅にて

久米氏:(株を)買ったんですか、今?

B・N・F氏:はい、1億円くらい。

久米氏:なんですか? UFJ?

B・N・F氏:三井物産。

久米氏:三井物産・・・1億4000万。よく数字間違えないよなあ~

B・N・F氏:慣れです。昔からやってるんで。

久米氏:これやばいですよね~、遊びじゃないからなあ~。指すべったりしたら、いけないじゃん、そんなのなあ~。

B・N・F氏:間違えて3000万くらい損したことはありましたけど。

久米氏:億単位で損するときつい?

B・N・F氏:しょっちゅうですけど。

久米氏:(窓の外を見て)これ、フジ・日テレ・TBS全部見れるんじゃないかなあ?

B・N・F氏:フジテレビは見えますね。

久米氏:お車は持ってらっしゃいます?

B・N・F氏:実家にありますけど、こっちでは持ってないです。

久米氏:あった方がよくないんですか?

B・N・F氏:いや、あまり外に行かないというのもあるし、自転車で間に合っちゃうので。自転車はありますけど、車は持ってないです。

久米氏:お酒はお飲みになるんですか?

B・N・F氏:全然飲まないです。

久米氏:体質的なものじゃなくて?

B・N・F氏:あまり好きじゃないっていうのもあるんで。

久米氏:海外旅行は?

B・N・F氏:行ったことない。海外行ったことないです。

久米氏:じゃあ、旅行とかいうと、土日を利用して近くの温泉っていうぐらいですか?

B・N・F氏: いや、旅行とか全然行かないんです。旅行とか予定立てて、その前の日に1億、2億とか損したりとかしたら行きたくなくなっちゃうんで。

久米氏: やっぱりお金ってある種使うためにあるような気がするんですよね。

B・N・F氏:自分は使うために稼ぐとかそういう感じじゃないんで。お金は使うものという感覚があんまりないんですよね。べつにお金あるから使おうとかそういう発想は全然なくて。

久米氏: 使うために稼ぐっていう気もないんだ?

B・N・F氏: あんまり使うことには興味がないです。使うのはぜんぜん、お金を使うことは自分は全然楽しくないんで。お金を使うことで、おもしろいと思うことがほとんどないので。

▼コンビニにて

久米氏:日清の「京うどん」と「カップヌードル カレー」、買いました。購入です。

▼立ち食いソバ屋にて

B・N・F氏: 天ぷらうどん、う~ん。

久米氏: 今日はね、僕が払いますから。これ、夕食?

B・N・F氏: そうです。早く食べれるのがいいんですよね。すぐ出てきて、早く食べれて、おいしいんで。

久米氏: 480円だ。今日の夕食。

B・N・F氏: 外に行くときはこういう感じで食べることが多いですね。

2008-05-19

「PRESIDENT プレジデント」2008 年 5 月 19 日号

  • 下げ相場に合わせて投資をしているのですが、今年に入ってからは、週の半分程度はノーポジション(静観)で、大きく動くことはしない。
    それでも、一億~二億円の損を出すことが多い。
  • 三月一七日に日経平均が一万二〇〇〇円割れから上昇に転じたときは、資金を大きく動かしてもよかったんですが、買いそびれてしまいました。
  • 安いもので十分。
    高級レストランに行くこともありません。
    食事はネットで注文できる出前が多いですね。
    金額も一〇〇〇円とか一五〇〇円ぐらいです。
    旅行するといっても、投資スタイルが短期売買なので予定を立てられないんです。
  • 夜中に目を覚ますことはよくあります。
    ニューヨークの株価が大きく下がれば、翌日の日経平均も下がることが多い。
    それがわかっていても、上がれと念力を送る。
    ブラックマンデーのようなことが起きたらどうしようと、不安で朝まで眠れないこともある。
    市場が閉まっている週末は、株から離れられるので、楽ですね。
  • 儲け損なうのも損と同じくらいつらいので、やめられません。
    どうせつらいなら、投資を続けたほうがいい。
    僕にとっては金額の問題ではないんです。
  • 損をしたら眠るのもつらい。
    結局は取り返すしかない。

2008-05-18

ワールド・ルール・ブック~世界中に存在する驚きのルールの数々~

▼BNF氏のトレード環境について

動画を見るに、B・N・F氏のトレード環境は2007年4月時点の環境と変わっていない模様。やはり楽天証券マーケットスピードを使っています。

▼その他、この番組を見て、BNF氏について判ったこと

  • BNF氏は番組内で、Jさんと紹介されている。
  • 2008年4月28日の取材時点で資産は202億3713万1045円
  • 最近買った一番高価な買い物は任天堂のwiiニ台
  • 朝食はとらない
  • 昼食は「マルちゃん赤いきつね」などカップ麺が多い
  • 4月28日の前場の利益は約1億1千万円

▼BNFさん語録

記者:最近の高価な買い物は?

B・N・F氏:Wiiを2台買ったくらいですかね。

記者:Wii?

B・N・F氏:下の部屋と2階とで2台買ったって感じですかね。

記者:2台ないと駄目なんですか?

B・N・F氏:別に2台なくてもいいんですけども、あった方がいいんで。だから、お金を使うことにはあまり興味がない。興味ないんだけど、なんかお金を増やしてるっていう、自分でもよくわからないんですけど。

記者:普段、お財布の中身ってどれくらいですか?

B・N・F氏:3万円くらいですね。現金はできるだけ見ないようにしてますね※

※現金は見ないようにしている・・・目の前につまれた現金をみてしまうと、いざというとき冷静な判断ができなくため、実際にお金をみることは極力避けている。

記者:食事は豪華?

B・N・F氏:朝食は摂らないですね。昼間と夜だけって感じですか。

記者:どんなものを食べてるんですか?

B・N・F氏:赤いきつねとか。

記者:赤いきつね、好きですか?

B・N・F氏:はい※

※昼食はほとんどカップ麺・・・相場の休憩時間が短いことと、お腹いっぱい食べると眠くなり午後からの取引に支障をきたすので、カップめんが最適。

2008-05-17

「日本経済新聞」2008 年 5 月 17 日付

  • 一見、長期投資とは対極にありながら、実際は森(森ビル社長の森稔)のように世界の市場動向をつぶさに見つめる個人投資家もいる。
    みずほ証券のジェイコム株誤発注で二十億円を稼いだ沢井圭太(仮名、30)。
  • 「米キャタピラーの決算の影響はどうでるか」。
    前日の米国市場の変化を常時点検しながら、日本の大型株を売買する毎日だ。
    空売りのような複雑な手法は一切使わない。
    それなのに、年明け以降の株価急落局面でも資産を増やし続け、今の資産は過去最高の二百億円に上る。

2008-02-17

日本経済新聞

百億円以上の資金を動かす東京在住の個人投資家、K さんは「毎朝米国株のチェックから一日が始まる」。
株式相場の変動要因は多いが、米国株こそが日本株最大の材料といって過言ではない。

2008-02-08

ジェイコム男「またか」と冷ややか…経産省次官が失言で

 デイトレードで190億円の資産を作った「ジェイコム男」ことB・N・F氏は8日朝、夕刊フジの取材に応じ、経済産業省の北畑隆生事務次官(58)が、株の短期売買を繰り返すデイトレーダーを「バカで浮気で無責任」などと発言したことについて、「講演で話したことなので、正確な意図は分からないが、短期売買は嫌われやすい。批判には慣れているので『またか』という印象です。ただ本人が嫌いなんでしょう」と冷ややかに答えた。

 ただ、「人間性にまで発言するのはどうかと思う部分はある。短期に株を所有する人は、株価に影響する経済指標、会社の状況などを毎日、勉強や研究をしながらやっている。堕落していたら利益は出ない。また、株を持っている間に株価が下がれば損をする。株を買う時点で責任が生じており、無責任ということはないのでは。そもそも、株主を差別するのはまずいでしょう」と理路整然と反論した。

2008-02-07

ぴいぷる this weeek

 びー・えぬ・えふ(本名非公表) 個人株式トレーダー。1978年3月5日生まれ、29歳。千葉県市川市出身。大学在学中の2000年10月、ネットによる株取引を開始。5年間で160億円まで増やした。05年12月8日、みずほ証券が新規上場のジェイコム株を「61万円で1株」を「1円で61万株」と誤発注したのを見逃さず、わずか10分間で22億円超の利益をあげ、世間の注目を集めた。  現在は、高級マンションの最上階の1室を購入し、億単位のデイトレードを続けている。B・N・Fは尊敬する米国人投資家、ビクター・ニーダーホッファーの頭文字をもじったハンドルネーム。

B・N・F
【数字の世界】

 矢継ぎ早の質問にも表情をほとんど変えず、やや早口でズバズバと答える。肌は生白いが、目つきは鋭い。一日中、5つの画面に映し出される数字やチャートをにらみ見続けているためか。愛想笑いなどは、とうに忘れてしまったかのようだ。

 「株を始めて約7年、まともに家から出ていません。取引時間以外は、インターネットしているか、テレビや漫画を見ているだけ。これでも小学生のころは少年野球、中学・高校は短距離走をやっていて、日焼けした健康的なスポーツ少年だったんですけどね…」

 やや光を落とした部屋の中、淡々と話す青年の後ろから放たれる5台のモニターの光が妙にまぶしいが、それは画面の光というより、そこにさりげなく表示されている“数字”のせいだろう。

 「19,465,864,683」

 これが、「ジェイコム男」として名をはせた、この青年が所有する現在の総資産だ。

 「天才とは10億円の資金を1000万円と同じ感覚で動かせる人だと思っていたころは、10億円が夢の数字でした。でも、3億円を超えたあたりでだんだん感覚がまひして怖くなってきました。いまの僕の中での天才の定義は、『500億円を1000万円と同じ感覚で…』ですかね」

 大卒サラリーマンの平均生涯賃金が3億1000万円、昨年公開のポケモン映画の興行収入が50億円、イチローの契約金(5年)が120億円だ。しかし、何の数字と比較しても、目の前の29歳の“ニート青年”が築き上げた「190億円」の感覚は分からない。

【引きこもり】

 千葉県の平凡な家庭で育った青年は1990年、一浪の末、有名私大法学部に入学。サークル活動は一切やらず、友達もごくわずか。いまほど普及していなかったインターネットにハマリ、株のネット取引を知る。アルバイトやお年玉でためていた160万円を元手に、たちまちのめり込んだ。大学は、わずか2科目を残したまま、2年留年の末に中退してしまったが、その時点で資産は1億円を超えていた。

 「当時は、いまのような生活などまったくイメージしていませんでした。コミュニケーションが苦手なので、普通に卒業してマッサージ師を目指していたと思います。僕、マッサージが得意で、昔から『うまいうまい』ってほめられていたんですよ」

 現在の自分を“引きこもり”と自称し、自分のような生き方は絶対に人には勧められないと言う。毎日午前9時から午後3時まで、食事もロクにとらず、ひたすらパソコンと向き合う日々。取引終了後には、肉体的にも精神的にも限界に達し、一時は座りすぎで腰を痛め、一歩も歩けない時期もあった。それでも株をやめられないのには理由がある。

【やめるとき】

 「億の金額を毎日運用していると、もうかるときは大きいですけど、損するときもアッという間。この精神状態は本当にキツイですよ。でも、やめたらやめたで、値動きが常に頭に入っているから、もうけ損なうことが損したのと同じ気分になっちゃうんですね。可能性が目の前にあるのに無視するのは損するのと同じ。未練が残るのがイヤだから、惰性で延々と続けているだけなんです」

 やめるときは、大きくもうけた、あるいは損したといった理由ではなく、体力的な衰えを感じ「これ以上やってももうからない」と感じる瞬間だろうという。

【自分の価値】

 それにしても-。わずか7年間で190億円の資産を築いた男は一体どんな人生哲学を持っているのか?

 「部屋に閉じこもって株やっているだけで、世間のことは全然分かっていません。人生経験が何百倍も豊富な人たちにアドバイスするなんて、おこがましいですよ。金があるというだけで、自分にそんな価値はありません」

 何を聞いても明快に即答。だが、最後に聞いた質問は唯一、5分以上沈黙した末、最後まで答えられない問いかけとなった。

 「B・N・Fさんにとって、お金とはどういう存在ですか?」

 “大金持ち”を最後の最後に困らせたうれしさから、帰り際に思わず「頑張れ、目指せ1000億!」とぶつけたら、初めて、はにかむようなカワイイ笑顔を見せてくれた。


2008-02-01

「Diamond ZAi ダイヤモンド・ザイ」2008 年 2 月号

  • 自分の場合は、最初は学生で失うものがなかったんです。
    「最悪、全部なくなっても仕方ない」くらいの気持ちがあったんですよね。
    だから思い切ってリスクが取れた。
    一方で、売り気配から始まるのが当たり前の相場環境だったから、損切りの大切さを最初に覚えられた。
    そういう意味では、自分がこうなれたのは”運が良かった”っていうのが一番なんですよね。
  • 自分は短期投資なんで上がると思ったら買うし、下がると思ったら売るだけです。
    持っている株よりもさらに上がりそうな株があったら、迷わずに乗り換えます。
    ちょっと損しているとか、利益がどれだけあるとかは考えられない。
    そういうのを気にしてると、チャンスを失っちゃうんで。
  • 400 万円くらいから 1 億円を目指すなら、短期投資が有利だと思います。
    ただ、誰もが取引時間中に値動きを見ていられるわけじゃないでしょうし、スピード勝負に向かない人もいますよね。
    だから、一概には言えないです。
  • 実は 10 月中旬の相場で、10 億円損したんです。
    今は 60 銘柄くらいを売買してるんですけど、「ここからやばい」と思っても、全部売り切るまでにかなり時間がかかるんです。
    何を先に売るかの判断ミスで 2 億円くらい違ったこともあったし、自分の注文で株価が上下しちゃうこともある。
    もう短期投資で回せる額じゃないんですよね。
  • あと 10 億円損していたら、株式投資を引退していたかも。
  • 年齢的な限界も感じています。
    僕は 08 年に 30 歳になるんですけど、判断も発注のスピードも、昔に比べると明らかにキレがなくなってるんですよね。
    だから、08 年から 80 億円くらいを長期投資に回そうと思ってるんです。
  • (候補は)長期的な経済成長が見込める外国株。
  • マーケットスピードで株価が見れると、どうしても短期で売買しちゃいそうなんで、物理的に手が出せない国にします。
    どこかって?
    それはまだヒミツです。
  • でも、まずは資金を移すだけですよ。
    世界同時株安みたいに大きく下げたところで買うと思います。

2008-01-24

株安なんの! ジェイコム男“190億円”儲けの極意

損切り恐れず現金を持て…大型銘柄、指し値オンリー

 年明けから続く大幅株安に、世界の個人投資家が青息吐息のなか、億単位で資産を増やし続ける若者がいる。2005年末のジェイコム株誤発注騒動で、わずか10分の間に22億円の利益をたたき出した「ジェイコム男」こと、B・N・F氏(29)だ。世界的株安にもビクともしない、“デイトレの神様”が、儲けの極意を明かした。

 「今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、『損切り』を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。手本にしていただく手法なんて、本当にないんです」

 B・N・F氏は、自室に備える6台のモニターを前に淡々と語る。

 それもそのはずか。先行き不透明だった昨年の相場でも約30億円の利益をたたき出し、現在の総資産額は190億円を超えている。未曾有の世界同時株安にも「今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない」と意に介さない。

 23日の日経平均は3営業日ぶりに上昇。一時は1万3000円台を回復する場面もみられたが、昨年末の終値に比べ2478円安と昨年ほどの回復基調にはほど遠い。

 それでも、B・N・F氏は同日中の取引だけで、約5億5000万円の利益をあげた。

 「21日の時点で保有する全株を売り注文して、翌朝までに現金化しました。いったんノーポジションにしたうえで、寄付と同時に東証1部の大型株50ー60銘柄を約100億円分買い進めた結果、終値では約1億5000万円の含み損になりました。ですから、今日の利益を差し引きすれば、プラス4億円ですか」

 2000年、都内の有名私大法学部3年生だったB・N・F氏は、ネットトレードに着目し、160万円を元手に株取引を開始。大学中退後の05年12月、みずほ証券による「ジェイコム株大量誤発注事件」で、22億6000万円を手に入れた。

 生活は極めて質素だが、千葉県内に2億円の豪邸を購入し、両親には高級車をプレゼント。07年には、4億円の高級マンション最上階の1室を購入し、ここで毎日取引している。ちなみに「B・N・F」はネット掲示板のハンドルネームで、米国の投資家の頭文字からとった。

 投資顧問の依頼は後を絶たず、かつてソフトバンクの孫正義社長から、個人資産の運用を直に依頼されたこともあったが、「自分は株取引がうまいと思ってないし、他人の金の運用はしたくない」と断り続けている。

 そんなB・N・F氏は、これまで後場が終わると疲れ果てて、株の情報は極力遮断していたが、最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」の値動きをチェックしている。  「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです」

 以前の同氏は、下げ相場では「逆張り」が定石だった。常に1泊2日程度の“スイングトレード”を行ってきたが、「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と話す。

 選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。

 B・N・F氏は「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」と話している。

2008-01-23

BNF神、1億5,000万の損→翌日1/23 3億1,500万の利益

BNF神、世界同時株安でも「無傷」 しかも22日の大底で100億円分買っていた

ジェイコム男、世界同時株安でも「無傷」

 05年末のジェイコム株誤発注騒動で巨額を稼いで話題になった個人投資家「ジェイコム男」こと「B・N・F」氏(29)は、22日まで激しく続いている世界同時株安をほぼ「無傷」で乗り切っていることが分かった。資産総額は約1カ月前より数億円増やしていた。

 22日の東京株式市場は、米サブプライムローン問題をきっかけにした世界の景気後退懸念などを受けて全面安となり、日経平均株価は前日比752円89銭安と今年最大の下げ幅。終値は1万2573円05銭で、終値で2年4カ月ぶりに1万3000円を割り込んだ。

 同氏は21日までにすべての保有株をいったん売却し、大暴落した22日は朝から1つも株を持っていない「ノーポジション」状態だった。この日は前日比500円安くらいまで下落したあたりで、短期的な“底値ゾーン”と判断。東証1部の大型株50~60銘柄を計約100億円分一気に買ったという。その後日経平均は少し下がった。同氏は「22日に買った分は約1億5000万円の含み損になっていて、少し早かったかもしれない。ただ短期的には、もう十分下がっていてリスクがない株価と判断した」と説明した。

 同氏は日本市場が乱高下した昨年も、約30億円の利益をたたき出したカリスマトレーダー。昨年12月上旬の時点で総資産約185億円だったが、現在は「約188億円くらい」。株暴落連鎖に揺れる今月も順調に利益を確保しているようだ。同氏は「短期売買では、下げ相場には下げ相場のやり方があり、下がりきったところを狙う。ただ長期的には今が『底』かどうかは分からない」と話した。