2010-01-29

本当に大変なところ

NHK経営委員会|最新の議事録|第1110回
 (安田委員)  いろいろなところで講演していますが、講演して一番反応がないのは若者です。私の講演が悪いというのもあると思いますが、昔は大学の授業を聞いていて、学生が寝るということはありませんでしたが、今は授業中に寝ます。これは日本の大きな問題で、NHKもこういう問題を考えなければならないと思います。日本の未来を考えるときには、今の若者を根本的に立て直すことを考えることが必要です。カンボジアで授業をしていると、目をきらきら輝かせて聞いています。その反応と同じように彼らはテレビも見ています。日本の国際放送を見ています。それはそこから何かを吸収したいということです。バラエティーではありません。生きる糧をもらいたいと思って、発展途上国の人はNHKの国際放送を見ているわけです。日本に期待しています。そういうところにバラエティー番組を流されると、はっきり言って日本人でも腹が立ってきます。日本は、いつの間にか文明が成熟しているので、今の日本の若者の接触者率を増やさなければならないとか言っていますが、私は、今の若者に徴兵制はだめとしても、徴農制とか、徴林制とか漁村に行けとか、そういう法律で、テレビの番組も何時から何時まできちんと見るということにすればいいと思います。この番組を見なければ会社に就職させないとか、抜本的に政策を変えないと、日本は本当に大変なところへ行くのではないかと思います。したがって、そういう面でNHKの役割は非常に大きいので、許される範囲を超えるものもあると思いますが、もっときつい方策をとらなければならないところまで来ているのではないか思います。

2010-01-13

売らないと損失が多大になる時

過去7年の振り返り
通常の時期なら、、
上昇:ジリジリと、長期間
下落:ドカンと、短期間
ですから、売りにはリスクがあります。
しかし、5年~8年に1回は売らないと損失が多大になる時がきます。
2007年~2008年に、それが起こったので、しばらくは買いで儲かると思います。
そういう意味では、1990年以降の日本株は異例です。それほど80年代後半のバブルが酷くく、その後の金融政策もとんでもなく間違っていたということだと解釈できます。

2010-01-10

何だかよくわからないものを信じてしまう心理

何だかよくわからないものを信じてしまう心理 | 投資十八番

 ずっと神を信じることの重要性を訴えてきたが、もっともっと声を大にする必要がある。その声も、日本中あちこちでコダマして、日本社会を変えてしまうぐらいの広がりをもってもらいたいものだ。
 日本全体の元気なさとダラシない経済的ジリ貧をみるに、もう政治だけに頼ってはいられない。民間でも動けるところから自助自立の行動に移ろう。そして、一刻も早くこの体たらくから脱出しようではないか。そのように勉強会などで訴えると、参加されている方々のほとんどが即座に同意してくれる。
 ところが次の瞬間、いろいろな反応が戻ってくる。一部の方々からは、「たしかに、そう思って神を信じている。これからも頑張るよ」「もう、ずいぶんと寄付もした。お金があればもっともっと寄付したいのだが」と、すでに動き出した人らしい骨太の声を聞かせてもらえる。
 しかし、「なんとかしなければと、毎日の生活を頑張っている。それでも、勤め先の経営が不振で給料も減らされた」とか、「一人の日本人としてやれることは、なんでもやっていきたい。ただ、なにをどうやれば良いのか」といった声が多いのも事実。あるいは、「神を信じれば良いといわれるのでしょうが、本当にそれで日本経済は活性化するの」と、逆に質問される。
 これは無理もない。日本には本格的な「神を信じる」モデルがないから、民間とりわけ個人が「神を信じること」に踏み切ると、どれだけすごい威力があるのかイメージすら湧かない。そうはいうものの、「このままジリ貧を続けてはおれない、なんとかしなければ」で、いずれ神を信じることが一般化してくる。そうなったら、「なんだ、そういうことだったのか」とみな理解するはず。
 これは、とある新興団体の教祖が、2009年の11月に書いた「しつこいようだが、やはり神を信じることだ」というものから引用したものです。