2004-10-31

株式投資で必要なことは全てネットで学んだ。

株式投資で必要なことは全てネットで学んだ。俺はほんとにそう思ってるよ。

大阪ガスを1000株買ったのはバブルの頃。それが最初のトレードだった。当初は相場環境が良かったこともあり、はじめは面白いくらいに儲かったけどね。
でも、90年代の十年間は年間の収支がプラスになったことは一度もないと思う。
そもそも、損ばかりしていたから、きちんと収支を計算することさえ放棄していたな。

ようやく利益が生まれだしたのは2000年。ネットで株を売買することを覚え、株価を毎日ダウンロードしてチャートソフトでチャートを書き、掲示板で情報を入手したりしはじめてからだ。

とりわけ「お気楽株式投資掲示板:売り専科」という掲示板との出会いは決定的だった。その掲示板でアクティブに活動されていた「マーケットの奇術師」という方の書き込みは本当に衝撃的だった。
彼の書き込みを読んだ後は、彼の書き込みの言葉がずっと頭の中に残響する感じで、翌日も普通の生活をしながらも何度も彼の言葉を思い出したりしていた。

それでは、彼から何を学んだのかというと、実はうまく説明できない。
たぶん、言葉ではうまく伝達できないものなんだと思う。
ちょうど長嶋茂雄のバッティング理論みたいなもので、「ばっと来るボールに、がっと構えて、だっとバットを振る」みたいな、感覚的な表現でしか伝達できないものだと思う。
しかし、株式投資を行う上で、非常に決定的なこと、大事なことを彼から学んだ。あるいは、彼をはじめとする何人かのトレーダーから学んだ。

>>あなたがマーケットの奇術師さんから学んだものを
>>また気が向いたら、バラ園なりカブ畑に書いてみてください

なあんてことを、掲示板で俺の天敵みたいな奴から言われてしまったよ。

そうだな、ほんとに俺は何を学んだんだろう。もう一度、見つめ直してみる時かもしれないなとふと思った。

というわけで、明日から、ここまでのトレーディングの過程を書いてみたいと思う。結局、一番最初から語り出すしかないわけで、株好きの下手くそのアホだったときからのこと、ちょっとここで書いてみようかな。

ただし、あくまで、自分自身を確かめる意味でというスタンスでいくので、うまく書けないと分かったら、途中で打ち切るけどね。

2004-10-03

819

チャートは極力単純な方がいいと思います。
結局、株は上がるか下がるかだけの話なので
複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても
上がるか下がるかの予想が付けばそれでいいのです。
むしろ複雑にチャート分析をしすぎてこっちの指標的には買いだけど
こっちの指標的には微妙なんだよなぁという状態になり
買い場を逃すようなことになっては本末転倒だと思います。
それなら単純なチャート分析の単純な買いパターンに
入っている株を探すのに集中した方がいいと思います。

株で重要な要素の一つは銘柄の視野の広さだと思います。
結局、複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても
銘柄の視野が狭ければ有効利用はできないからです。
まったく同じ実力のAさんとBさんがいたとして
Aさんには10銘柄しか取引可能な銘柄がなくて
Bさんには100銘柄取引可能な銘柄があるとしたら
おそらくBさんの方が1年後資産を増やしているのでは
ないでしょうか?チャート分析上、上がるか下がるかの
パターンは意外と単純でその単純なパターンに入っている株を
いかに多く見つけられるかが重要だと思います。

812

>>774
短期の逆張りで重要なのは乖離率だと思います。
乖離率がきつければきついほど反発しやすくなるのは当然ですが、
その時の地合によって買うべき乖離率の水準はだいぶ違ってきます。
01年や02年の相場では25日移動平均線からのマイナス乖離が最低20%
安心して買えるのは35%以上の乖離率という感じでした。

35%乖離した株を買い反発したところで売り、その段階でその株の乖離率は15%前後になり、
しばらくするとまた30%以上の乖離率の水準まで落ちてまた反発狙いで買いの繰り返しでした。
短期の逆張り専門の人には天国のような相場だったと思います。

しかし、去年後半から今年の今現在までの相場にかけては15%も乖離したら反発しちゃうって感じでした。
というより、乖離率を見て逆張りすべき場面すら余りなかったです。
新興市場などできついマイナス乖離をする場面は何回かありましたが、
2年前3年前と比べると地合が良すぎて東証一部の株で30%以上乖離している株が
うじゃうじゃあるような状態は、あまり記憶にありませんね。
その時の地合に合わせてどの程度の乖離率で株が反発するのかを
自分の相場観にしたがって判断していけばいいと思います。