1997-04-08

後藤語録

・ボラティリティがあれば、ゲテモノでもなんでも楽なんですよね。
・外為法が改正されて、国内外の投資条件に差がなくなれば、為替なら大きくお金をぶつけられるので、一生同じものを専門にするなら為替は最適です。

・山前の新しいところには行ったことがないです。
・あそこは社長が相場師ですから、社員を雇うにも、自分が相場で儲けた一番少ないときの金額で給料が払えるサイズにしか会社を大きくしない。要するに社長の相場だけで成立する会社です。
・社員は期待されていないかもしれないですが、後藤の担当の高野さんはお金持ちです。本当は客など一人も来てくれなくてもよいと思っている節がある。
・以前商品会社を紹介してくれと言うおばさんに山前を紹介したら、おばさんはいやだと断られた。2000万円持っているから優遇してくれるだろうと本人は考えていたらしく、パンに苦情がきて困ったことがある。
・前に支店(池袋)を作って商品会社らしいことをしたこともあるのですが、すぐに閉じてしまいました。
・パンは態度がでかいと言われますが、林先生と山前だけには頭が上がらない。

Q:山前に頭が上がらないのはなぜ?

・いわゆる格の違いみたいなやつです。後藤は相場が下手なやつには頭を下げませんから。自然と頭が下がる山前の社長は、林先生に言わせれば「悪魔的に相場のうまいやつ」です。相場師としては尊敬できます。
・まあ、前近代的なところはあって、新しい看板を取らないので、異市場のさやとりをしようとすると、そんなミーハーな注文は他に行ってくれと言われる。後藤は小豆以外山前に注文を出したことがないです。

Q:山前さんはどこで相場を勉強したんでしょう?

・わからんです。手口を見ていると、生糸相場のうまい繊維関係出身、もしくはそこらで覚えたのではないかと見ています。
・ちなみに山前の従業員でも馬鹿は多いです。笑。

0 件のコメント:

コメントを投稿