2008-01-30

利下げ予想後退

ロイターによると
> 今週のFOMCでも追加利下げ観測は出ているが、29日発表された消費者信頼感指数と耐久財受注がいずれも予想を上回ったことから、0.5%ポイントの利下げ予想は大幅に後退している。
> 米短期金利先物FFG8相場では、前日0.5%ポイントの利下げの確率を86%織り込んでいたが、29日は取引中盤までに60%に低下した。

ということで、売りは取り止め。
元々タイミングを測っての売買は時間とすり減らす神経とリスクの割りに利益が少ないのでやりたくなかったけど、どうしても利下げを織り込んでガンガン騰がるなら売らざるを得ないなぁ、と思っていたので、これで一安心。

気になったニュースと現状確認。
知分子的网上家园_光明网中時理財に依ると、中国政府は2008年度のGDP目標を8%に設定し、経済過熱を防ぐ。

ロイターによると、榊原氏は「デカップリングではなく単なるタイムラグ」
感想:デカップリングは去年の騰落率で既に織り込み済み。

春山さんが個人的に感じていらっしゃる「世界景気の年後半のもたつき」は、中国のような輸出の貢献度が大きな株式市場にはリスク。
このお二人は割りと悲観的。

BusinessWeek誌とか野村證券金融経済研究所アジア調査部長山口正章さんによると「サブプライム問題のおかげで中国がソフトランディングできる」
これは、私に投資に興味を持つように勧めてくれた人も同意見。
でもどちらにせよ、目先株価が急騰することは無いという点では一致。
個人的にも(まぁ他の誰かも言っているでしょうけれど)直通車の目的はH株を上げることではなくA株を冷やすためだったので、今しばらくは直通車に期待するべきではないと思う。

一方邱永漢氏は、日本のようにコストダウンによって、元高、アメリカ消費者の購買力低下に対応しようとするから、外貨の大洪水になる。

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