1997-01-29

後藤語録

・分割は、複雑になる不利さと、成功率が上がる有利さとで、有利さが勝つためにお勧めしますが、度を過ごすと逆効果。それが2~3分割といった具合です。
・ポジションの縮小は、総建て玉を減らす方向。ポジションが複雑になってどつぼにはまるのを防ぐことになります。一度総建て玉を減らせば、自分でも掌握可能になるはずです。
・あと玉をいじりすぎないように気を付ければ、成績は必ず上がります。実はこれが一番大事で、慣れてくると、ポジション操作を毎日でもしたくなって、つい手数が多くなる。

Q:関大8月の4枚を切って、見事に風通しが良くなったところです。

・その4枚でも、急所の4枚なら、相当ポジション的にもシンプルになり、総合成績が良くなるはずです。ですから損きりするべき玉を切るのが総合利益を伸ばします。
・つなぎとさや取りを仕掛けるタイミングはほとんど同じですから、さや取りを練習すると、片バリで本玉維持の売りつなぎもひとりでにできるようになります。
・はじめに東京米国産大豆と関西大豆なら、異市場同限月のさやを付けてみると結構おもしろい。
・両はずしさや取りで仕掛け、そのまま手仕舞っても同じ。本当は異市場異限月のさや取りから入るのが理想ですが、大豆の場合、市場間の方がやりやすい。さやに関してははじめはあまり考えず、場帳を見ている程度でOKです。

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