2008-02-23

日経ヴェリタスのシンポジウム

今の私にとって気になる部分をコピーしておきます。
後で読み返すもよし「もっと大事な部分があっただろう」と反省するもよし。
日経ヴェリタスのシンポジウム ①

<<お金が余った。お金は賢明に有利な投資先を判断する>>
先進国の経済成長率は、過去30年間、着実に低下してきました。
ですから、投資先を失ったお金が、世界中をさ迷っています。

お金は有利な投資先を求めて、猛スピードで世界中を駆け巡っています。
この傾向は加速することはあっても、元に戻る事はありません。
お金は、ドンドン賢くなっています。お金を一番有利に取り扱ってくれる場所を、目ざとく見つけています。

<<私たちも賢くなったし、勉強のし甲斐がある環境だ>>
そして、インターネットの中の情報は、ますます充実していくので、時間を割いて勉強しようという人にとっては、夢のような投資環境が広がっていきます。

<<そんな事したら、こうなるのは当然です>>
投資の基本である調査・判断を自分でせず、他人任せにした「投資プロセスの手抜き」

その結果は、
普段なら手を出さないような代物である、サブプライム・ローンの証券化商品に大量に手をだした。そして、当然の結果として、損をした。
という当たり前のことでした。

<<悪い時には、悪いことが重なってしまうものです>>
折りしも、世界経済は07年10月から低迷の度合いが強まっております。

08年の予想業績、予想EPSも下方修正が進んでいます。
あれほど強欲だった投資家もお金を引っ込めてしまいました。その結果、PERも低下気味です。
PER*予想EPS=株価ですから、11月から世界の株価が下落したのは、仕方が無いのです。算数で答えが出ているのです。

何か、足元が暗く見えますが、どんな時でも、世界のどこかに、必ず素晴らしい投資対象が、落ちているものです。
ゆっくり、落ち着いて見つけて、拾いにいけば、ちゃんとリターンを享受できると信じております。
ですから、どこかに落ちていないかなー、という目で、物を見たり、聞いたりしたら良いと思います。

<<投資は朝顔の観察のようなもの>>
何よりも、上手な観察者になることです。

普段の何もない、平穏無事な状態を、毎日、指差し確認しているからこそ、何かあったときに、その重大さが瞬時に体で感じ、頭で理解でき、行動を起こせるのです。

<<教えてもらいましょう>>
投資家は、教えてもらうことが仕事です。
自分よりも何かを少しでも良く知っておる人は、全員先生です。
老若男女、日本人・外人を問いません。
聞き上手、教えてもらい上手になることは大切です。

<<市場は、あなたに語りかけています>>
「**は、+++であるべきだ」とか、「市場が間違っている」とかいうベキ論者や自分中心にならないようにすることも重要です。

株式市場が、何を語りかけているのか、謙虚に耳を傾けるべきです。

私のつたない経験ですが、、、
「市場が間違っている」と叫んでいた人の多くは、「自分の間違いに気づいていない」だけでした。
そして、そんな人のパフォーマンスは、その後もダメでした。

私たちは、知らないことの方が多いのです。
謙虚に学ぶべきなのでしょう。

落ちている魅力的な投資対象を拾いに言った方が先々のパフォーマンスは向上します。

さあ、この会場から出られたら、探し始めてみませんか!
何か、見つかると思いますよ!

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