2008-02-22

投資は朝顔の観察のようなもの

日経ヴェリタスのシンポジウム ③

3.VERITAS読者へのメッセージ

<<投資は朝顔の観察のようなもの>>
何よりも、上手な観察者になることです。
小学生の朝顔の観察と同じです。
今日は双葉が出たぞ、葉っぱの枚数が増えて、緑色が濃くなってきたな。
おや、葉っぱが虫に食べられている、、、
そんな地道な観察が上手になることは一番重要です。

いろんなことに興味を持って、感受性豊かな少年、少女の心で、
見たり、聞いたりする、、、これも大切です。

普段の何もない、平穏無事な状態を、毎日、指差し確認しているからこそ、何かあったときに、その重大さが瞬時に体で感じ、頭で理解でき、行動を起こせるのです。

<<教えてもらいましょう>>
投資家は、教えてもらうことが仕事です。
自分よりも何かを少しでも良く知っておる人は、全員先生です。
老若男女、日本人・外人を問いません。
聞き上手、教えてもらい上手になることは大切です。


<<市場は、あなたに語りかけています>>
「**は、+++であるべきだ」とか、「市場が間違っている」とかいうベキ論者や自分中心にならないようにすることも重要です。

株式市場が、何を語りかけているのか、謙虚に耳を傾けるべきです

私のつたない経験ですが、、、
「市場が間違っている」と叫んでいた人の多くは、「自分の間違いに気づいていない」だけでした。
そして、そんな人のパフォーマンスは、その後もダメでした。

私たちは、知らないことの方が多いのです。
謙虚に学ぶべきなのでしょう。

あと、些細なことかもしれませんが、
相場は後戻りしません。
終わったものは終わりです。
終わってしまったものは、すぱっと切り捨てるべきです。

そして、落ちている魅力的な投資対象を拾いに言った方が先々のパフォーマンスは向上します。

さあ、この会場から出られたら、探し始めてみませんか!
何か、見つかると思いますよ!

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