2008-05-03

弱気筋

というか、下がるほうに凄い強気
4月22日の最後に書いた人ですが、 カントリーワイド
> 時間の問題ですから、
> 今の米国は株が一回下がり始めると、もう終わりなのです、
> 悪い指標、業績、うわさは目をつむって、いい振りをしているだけの話です、
> やがて実態経済に飲み込まれていきます、
> (もう秒読みでしょう、多分)

客観的に見れば、実体経済の悪さを株価は既に織り込みすぎていて織り込んだほど悪くないから上がっているのか、あるいは実体経済の悪さを軽視しているのか。
個人的には(と言っても全部自分で考えたのではなく春山さんの受け売りも多分に含まれますが)3月までの下落を見て「実体経済の悪さを軽視」なんて出来る人はいないと思います。
ここから上がるか下がるかは分かりませんが、上がったなら「売り方はこうして損きり出来ずに破産する」一つの例になると思います。
もしこの人が実際に空売りしているなら、ですが。

ポジショントークは、ポジショントークであることを割り引いて聞けば聞く価値がありますが、自分でポジションを取らずに
> もし今売りポジを持っていて心配なら、
> 14300円,14400円ぐらいでいくら損失を出すか計算して、一旦覚悟して見てください、
> 覚悟が決まれば、怖くありませんよ、
というのは無責任だと思います。

5月9日追記
実際に空売りなさっているそうです。 Jubilee、50日目の解放
ならばもっと強気情報に敏感になった方が良いというか、空売りしながら下がる情報ばかり注目するのは、買いながら上がる情報ばかりに注目するのと同様に危険だと思うのは余計なお世話でしょうかね。 相場が、自分の考えを全て織り込んだ後でも「まだまだ織り込みが足りない」と思って、反転しても持ちっぱなしで含み益を溶かすことになりがちです。

とは言え、下がる材料を列挙してくださるのは買う人にも役立ちます。最近ちょっとついていけない下げ材料が増えてきたのは、含み益が減って焦っていらっしゃるのでしょう。

それは兎も角、大事なのは週末定点観測 アメリカ
> 景気の実態は思わしくない。
> 悪化のペースが、ちょっとマシだっただけだ。
> 株は、less negativeでも大幅な反発をするものだ。
> しかし、景気が株式を追いかけて復活しないかぎり、株は元に戻ってしまう。

週末定点観測 アメリカの住宅
> 金曜には、Fedが、TAF(Term Auction Facility)の金額を500億ドルから、750億ドルまで増額させていた。水面下では資金繰りに窮する事態が進行しているのかもしれない。世間にバレないように必至の処理が進められているのかもしれない。
> 06年のヘッジファンド、アマランスの救済の時もそうだった。
> 5月に実質的に破綻し、世間に表面化させたのは10月だったのだ。

> 今は、世界中からアメリカの金融業界に資金が流入しているので、”自転車操業”が維持されています。

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