2008-09-06

金融工学

金融工学 - mikeexpoのへっぽこ投資の日々 - Yahoo!ブログで引用されていた金融工学 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/ウェブリブログ
> 「それは我々の世界で言う工学とは違う。いわゆるWishful Thinking(希望的観測)の積み重ねに近いですね」
システム購入の相談がありましたので以下のコメントを書いておきました。
一見儲かりそうに見えるシステムを作るのは簡単です。
大事なのは、それが「過去儲かった筈」だけなのか「将来も儲かり続ける確率が高い」かの見極めです。
つまり「儲かるシステムを作る能力」と「内容が完全に明かされたシステムを評価する能力」はほぼ同じです。
ここから得られる結論は「仕組みは明かされず、売り、買いのシグナルだけが出力されるシステムを過去の成績などから評価することは、自分でシステムを作るよりも難しい」ということになります。

ここまでの理論展開、間違いないですよね。
この先は類推ですが

ファンドマネージャの評価も、運用方針の良し悪しの評価、方針に従った運用をしているか否かの評価に必要な能力は、自分で運用する能力とほぼ同じではないでしょうか?
「時間さえかければ自分で運用した方が上手く運用できるんだけど、他にもっとやりたいことがあるから、あの人に任せればそこそこ上手くやってくれるだろう」という人でなければファンド選びは無理?

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