2008-09-01

iMONEY

初心者ドラの香港資産運用記:今週の『iMoney』 ~Qさんふたたび! - livedoor Blog(ブログ)
i MONEY 丘永漢おすすめ9銘柄 - ホンコンスターオーの香港日記 - 楽天ブログ(Blog)
iMONEYにQさん記事|ボブログ(中国株・新興国投資、香港ライフ日記)
にて紹介されています。
以下初心者ドラの香港資産運用記 - livedoor Blog(ブログ)からの転載

昨日、いつものように『経済一週』を買おうとしましたら、隣に並べてある『iMoney』の表紙を、またQさんが飾ってられるのを妻が発見。よしよし、妻もだいぶ洗脳されてきたなとほくそ笑みつつ、即買いしました。

思えば、皆様の記憶にも新しいかと思いますが、前回『iMoney』誌にQさんが載った翌月曜、推奨銘柄の8201中国消防と0197亨泰がとんでもなく爆上げし、Qさんの香港での神通力に大変驚いたものです。さて今回はどうなりますでしょうか^^

*よろしければ、その時の模様はこちらをご参照下さい↓
5月4日 Qさんが香港誌の表紙&特集に登場! 10倍銘柄を公開!! 
5月6日 Qさんが香港市場を動かした。
表紙です。「賢いお金は底を探って出撃、独占取材 邱永漢推薦9愛株」

⇒バフェットとソロスを抑え、堂々の主役です!
「9愛株」とはもちろん、Qさんと数字の9を掛けてます。前回の記事で、「日本語では邱は数字の9と同じ発音」と盛んに解説していましたので、今回早速採り入れられたようです。

目次。「世界市場暴落の中、バフェットやソロス、そして李嘉誠は、莫大な資金を手に投資先を探し求めている。「お金儲けの神様」こと邱永漢氏もまたしかり。本誌独占取材、邱永漢氏に聞く。五輪が中国経済の分水嶺、本土市場がいつ底を脱するか、また「超優良企業」推奨9銘柄とは。」

⇒秘書の上田尾氏を従え、颯爽と「福臨門」(と思います)に登場の図。関係ないですが、灣仔の福臨門は改装後、このようにシックに生まれ変わりました。前の庶民的な方が僕は好きでしたが..

まずは見開きで、Qさん満面の笑顔。「こういう市場壊滅的な時こそ、投資には絶好の時機」という言葉から始まり、上記目次のところと同じ内容が書かれています。そして、「ただし個人投資家は留意しなければならない。バフェットもソロスも李嘉誠も、長期投資家であり短期売買ではない。邱永漢氏も言う。“私は一年二年のことを言っているのではない。三年五年先を見ている”と。」

そしてページの左下には「邱永漢重点」が。
・A株はベアには入ってない。10月以降再上昇
・中国経済は、64年東京五輪後の日本大飛躍と同様の軌跡に
・内地経済の牽引役は、輸出産業から内需およびインフラ産業に
・中国は世界の技術のマネだけではだめ、創造型に変わらないと

見開きで、5大消費銘柄が紹介されています。
8259アンドレジュース
0197亨泰
8199山東威高
8058山東羅欣薬業(ルオシンファーマ)
1812山東晨鳴紙業。
各々の論評を簡単にご紹介しますと、
アンドレ:濃縮りんごジュースでトップ企業。三井物産や国際金融公社、台湾統一企業などと提携。近年の営業額増長顕著。2319蒙牛や0322カンシーフになれるか。リスクは天候。
亨泰:米国経済や人民元高の影響をモロに受ける輸出産業の逆。利益増長力強、純資産が資本金の100倍。

・・・すみません、翻訳が面倒になりましたので、以下省略させて頂きます。。基本的には、ハイQさんによく載っている内容の通りですので悪しからず。

その他記事で、
「3ヶ月前の中国消防と亨泰の推奨時は翌月曜に爆上げ。乗れた投資家はウハウハだったが、高値掴みした者にとっては散々な目に。結局、両銘柄とも株価は元に戻るばかりか、推奨前を割り込む始末。「お金儲けの神様」の魔法は線香花火か?と人は疑った」

「五輪で世界中の目が北京に注がれている中、70名近い日本の投資考察団がマレーシアとブルネイのあと香港に立ち寄った際、本誌は取材、五輪後の中国経済と最新の注目9銘柄を聞いた」

「帰り間際に考察団に向け邱氏曰く、“我々は一年二年のことを言っているのではない。私は他人とは違う見方をする。三年五年で株価が上がればよい”と。」

「本土市場は激下げしているが、ベアの兆候は見えない。中国企業のファンダに変化はなく、ただ米国発サブプライム問題によるファンドの解約の影響を受けているだけだ。1688アリババや2689ナインドラゴンなどの業績好調企業の株価を見れば明らかだ」

Qさんのプロフィールが書かれてます。ちょっとご紹介。
1.60、70年代、邱永漢が雑誌で小型株を推奨するたび、ストップ高。人は「お金儲けの神様」と呼んだ。
2.89年、香港の株式と不動産市場がドン底の時、日本の投資家を率い、太古城のアパート650戸を購入。97年高値で売却、利益6倍に。

3.三年前に上海新天地で住宅を購入、平米2万人民元が今では10万人民元と5倍に上昇。
・1924年台湾生まれの84歳
・様々な商売を営む。土建、古紙回収、車修理、コーヒーショップ、レストラン、化粧品、洋服屋、日本語学校など。
・著作450作品、内容は株式投資、経営、文学、グルメ、旅行

次のページでは、2大資源関連株ということで、0568山東墨龍石油機械と1818招金砿業が紹介されています。特に山東墨龍をベタ褒めで、「これほど改善や生産設備増加に熱心な企業を見たことがない。3~5年後には中国10大成長企業の一つになると直感」
⇒ハイQさんに書かれていたことと全く同じですね。月曜は山東墨龍が最も香港人の注目を集めるかも?

そして、「今の中国は昭和39年の日本と同じ。日本はそこから飛躍した」とのコメントが紹介されています。ただし、「北京五輪が終了し、中国経済は曲がり角に来ている。今までと同じ視点で銘柄を見てはだめだ」。「今までは輸出型産業が牽引役。経済成長第二期は、内需及びインフラ産業に主役が交代」。

ページ下に「昨日大名、今日乞食」と題し、コラムが載っています。「40数年前、日本で未曾有の証券恐慌が起こったとき、邱永漢は自己三原則を作った。一つ、証券会社の推奨には乗らない。二つ、ダウ平均は見ない。三つ、借金して株は買わない。以上を守れば、破産、再起不能にはなり得ない。“株なんて絵に描いた餅。換金すれば損も確定してしまうが、寝ていればいつかは買値に戻るもの”」

⇒「株の原則」「損をして覚える株式投資」など、僕もQさんのご著書を何冊か持っていますが、それらに書かれている内容が展開されています。さて、短期投資が主と言われる香港人に響くでしょうか。

ここでは、工場のワーカー最低賃金上昇は、消費力増強に繋がるとの持論が展開されています。また、8201中国消防と0665大福證券も紹介されています。

⇒大福證券は、ハイQさんとかでもあまり紹介されてなかった気がします。配当が良い、今の株価は売られすぎ、ということのようです。
下のコラムでは、Qさんと福臨門の関わりについて紹介されています。89年に日本に出店する際、Qさんに教えを請うたとか。今回、投資考察団70名がここで食し、一人1,000HKD(約1万5千円)はしただろうとも。

・・・本当かなあ。僕が昨年食べた時、フカヒレスープだけで確か500㌦はした記憶が。あとアワビ(これも数百㌦)や飲み物も合わせると、とても1千㌦では収まらないと思うのですが・・・ あ、お得意様特価に違いない(笑)

そして最終ページ。「中国経済は第二段階に。中国が世界の工場だったのは過去のこと。今後はコピーでは生き残れない。日本は東京五輪後、研究開発による自己産品で産業転換に成功した。」
「今後、世界の資金は二つの領域に集まる。一つは産油国。もう一つは、日本や中国のような、付加価値品生産の工業国だ。」

「一年に120回も飛行機に乗る邱永漢氏、10月にも考察団を引き連れ、山東省と上海の有望企業を訪問予定。今回紹介した、8259、8199、1812、8058、0197、1818、0568の7社を含む。」「邱永漢は言う。“山東墨龍ほど熱心な会社を見たことがない。三年後、五年後に中国10大成長企業の一つになると直感した。人がなんと言おうと、株価が下がれば私は買う企業です。」

ページ右側には、最近絶賛の書として、「商品大王」ジム・ロジャーズの「A Bull in China」が紹介されています。これもハイQさんの通りですね。

上の写真では、福臨門前の路上で車に乗り込むQさんの姿が。注釈にこう書かれています。「邱永漢は香港に居を構え6年、流暢に広東語を話し、平均2ヶ月に一度の割合で香港に来る」

おまけ(?)で、次のページに1ページ堂々と、0197亨泰が紹介されています。「こんな歴史も浅い小さな企業に、どうしてお金儲けの神様のお褒めに預かれたのか」と。行政総裁曰く、「5月に株価が暴騰したとき、何が起こったかわからなかったが、あとで友人から邱永漢氏がiMoneyで推奨したと聞いた」。

邱永漢氏の推奨理由は二つ。一つは輸入、内需型企業であること。もう一つは、業務成長著しいこと。リスクは、低株価なので波動が激しいこと、ファンドが大部分を握るため出来高が少ないこと、そのファンドが手放した時に株価が暴落する可能性もあること。


以上、いかがでしたでしょうか。明日、前回のような爆上げはあるでしょうかね。今回は9銘柄に分散されてますので、難しいかもしれませんが、興味あるところですね。それにしても、なんかとても長文になってしまいました。決してヒマなわけではないのですが・・・笑

転載終
さてそれらの銘柄の今日の値動きは…

0 件のコメント:

コメントを投稿