不勉強

昨日あれから1年（破綻してみないと結論は出ないが、私は『レバレッジ・バブル』と定義することにした）を読んで、春山さんのブログから「レバレッジ・バブル」という言葉で検索して読みました。それと文中の
> 2月の戻りの鈍さと、2月29日のアメリカから始まった下落の激しさを見るに、ちょっと甘く考えるのはヤケドしそうだと感じている。
> ただし、3月の悪材料は、机の上にある。
> 隠れてはいない。全員見ている。
そして週末の定点観測　アメリカ住宅関係に書かれた
> 既に相場には完全に織り込まれているが、定点観測をしばらく継続しようと思う
を読んで、これまでのキーワードであるCDOとかモノラインという単語が話に出たのはいつ頃なのか遡ってみました。

偶然ですが同じ6月22日に堀古さんは第198回　爆弾抱えるCDO市場で、
春山さんは試されているマーケット、流動性、リスク・テイク精神、、、乗り越えてほしい②で、
まだ話題に出ていないCDOの危険性を指摘なさっていますし、
堀古さんは、モノラインという単語こそ出てきませんが5月28日に 第196回　「ババ抜き」で勝つためにで、
紺ガエルさんは10月27日にメリルリンチ決算の衝撃と、別の巨大地雷で既にモノラインについて触れられています。

つまり、後日重要視された大事なことは、極秘事項として隠されてきたのではなく、不勉強によって知らなかった(重要性を理解できていなかった)わけです。それが不勉強な人にも知られてくるに従って相場に織り込まれてくるのだと思います。

そして昨日踏み上げ太郎さんはリアルか？において
> でも現実には相場は戦争みたいなもので、「僕は新参兵だから手加減してください」とか、そういう要求は受け付けて呉れないと思うんです。
と仰っています。
相場には運不運もありますが、勉強、準備の必要性を改めて痛感しました。

さて昨夜のマーケット。
為替の変動が大きいです。

NY DOWは乱高下で小幅下がりましたが、S&P500は上がっています。

ブラジル株が強いですね。

昨日の香港市場は、ハンセン指数は1,000以上下がると思っていましたが、本土市場がプラスなので思ったほど下がりませんでした。
最近、日本は終わった国、中国株は終わった相場、こんなのに神経を使う暇があったら中国語の勉強したほうがマシ、と思って、ここにもグラフを貼りませんでしたが、見るだけは見ておいた方が良いかもしれないと思いました。