2008-03-08

歴然とした差

昨日の夜寝る前に紺ガエルさんの終わりの始まりを読んでしまってあまりよい睡眠が取れなかったのですが、一夜明けて、春山さんはクレジット市場の大パニック
> こういう状況を待っていたのだ。
> 気分がウキウキ、ソワソワし始めた。
> 待ちに待った投資チャンスがやって来るのだ。
と書かれていました。

先のことは分かりません。結果論では誰が正しいのか、今の時点では分かりません。
でも今そのように考えられるかられないかに、これまでの経験、勉強量の違いが出てくるのでしょうね。
他には
週末観測 アメリカ株
> こんな馬鹿な価格で、何故、俺が売らされるんだ!
> こういう事が起こらないと底打ちしない。
> これが冷徹な相場の鉄則です。
> ポジションが、馬鹿な投資家から、賢い(すくなくとも、UBSよりは)投資家に移った。
> 短期金融市場は、正常化してきている。
> あとは、心の問題だ。
> 07年以降の波乱は、クレジト市場という株式投資家が慣れ親しんでいない世界で発生した。だから株式投資家は正しい反応ができなかった。

週末観測 日本株
> バックミラーには生産的なものは何も映っていない。
> 映っているのは、「お前は間違ったのだ」という事実だけだ。
> 月曜の午前中は投資会議が開かれる。
> 結論など出るわけが無い。
> サラリーマン的に「万が一に備えて、少しだけポジションを軽くしましょう」程度が関の山だ。
> だから、後場一でたいてい売りが出る。
> 出なかったら、相場をポジティブに考えて良いだろう。
最後の一行以外は、他の事情通の人のブログにも書いてあります。最後の一文こそが重要だと思います。予測するためではなく、予測が外れた場合に「外れたという事実」から何を読み取るか。

さて昨日のアメリカ市場
場が開く前の雇用統計で2月米非農業部門雇用者:6.3万人減で最初は安かったのですが、FRBが過去最大規模の1000億ドル資金供給へで一時プラスの場面もありました。

最近下がっている銘柄は、こんなときは諦めて売る人が多いのでさらに下げますね。

全部は載せませんが、大きく下がっているのは最近だら下がりだったものと、数日前に急騰したもの、あまり下がらないものはこれまでもあまり下がっていないものでした。

Charlie 2008さんのアニョハセヨ ③ サムスン電子
> 今後・・・エンジニアがメインストリームで最も高い評価を受けている→エンジニアにあこがれる(半強制的に憧れさせられている?)学生数は多い→技術立国としての基盤ができる

紺ガエルさんのブログを何処で見つけたのかなと探してみるとCitiよりもモノラインが先かのコメントでした。ここで春山さんが11月03日に
> 私、中国も全て現金化し、現金比率80%を超えました。馬鹿かもしれません。
と書かれていました。やっぱり御自身でも確信はなかったのですね。
他にも見つけたもの
> 踏みさんブログに
> 1.下げの第一局面では気がはやる(→これは未だ買っては駄目な証拠)
> 2.下げの第二局面ではだんだん怖くなる
> 3.下げの第三局面ではもう理性をかなぐり捨てて、売り伝票に手が伸びる、、、
>
> これに準ずれば、自分は
> 1.どうして下がるのだろう?
> 2.本気で下げるの?どうして?
> 3.やっぱり自分の考え方がおかしいのだろうか?自信がない投資なら即売却すべきだ。
>
> こんな感じで負けているようです。

> 踏み上げ太郎さんの言葉は、わかりやすく、そして重みがありますよね。自分の経験を繰り返し噛み締めてこられたのだと思います。経験の濃密さだけでなく、それを骨肉に変える力が凄い。

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