2008-03-11

さわかみファンド

以前持っていて、おっちゃんの言うことと実際の売買の矛盾が嫌になって手放したのですが(ちなみに息子さんが運用を引き継ぐ前です)、その頃Yahooの掲示板とかでいろいろな人と話していました。
最近よくお邪魔させていただいているハムハムセブンさんも話題に出てきたので以前考えたこと、ハムハムセブンさんと話していて思ったことを整理しておきます。

何のきっかけだったか忘れましたが、Yahoo!ファイナンスでリバランス運用するファンドと比較してみると、驚くほど基準価格の動きが似ていました。実際の運用も最初の購入後安くなった株を指値で拾って組み入れ比率が下がらないようにしています。

一般的にリバランス運用では売って買ってを繰り返すので売買手数料が嵩むのですが、このファンドの場合、新規流入資金がありますので、既に買っている株が上がっている場合、流入資金で「買わない」だけでそのような銘柄の「組み入れ比率」は下がります。手数料なしで売っているようなものです。流入資金で買い付ける手数料はかかりますが、それはインデックスファンドでも同じです。

このファンドの本質は、澤上篤人さんのトークでコンスタントに集まる資金を利用してのリバランス+バイアンドホールドだと思います。資金が常に流入しているので、通常矛盾するリバランス運用とバイアンドホールド運用を両立させることが出来ます。

一度そのようなシステムを作ってしまえば、後は運用者は何も考える必要はありません。銘柄も、大半が一直線に下がる、ということでもない限り何でも構いません。ド素人の息子でも運用できます。お猿電車のお猿みたいなものです。
でもそのようなことを言ったのではお金が集まりませんので、夢のある言葉を言って、一般ウケする銘柄を組み入れておく必要はあります。そこに言うこととやることの違いが出てきて、気になるのです。
でもそんなことは気にせず「言っていることはあくまでリバランスシステム運用の一部」と思って聞き流せば、良いファンドだとは思います。

関連するのは、ハムハムセブンさんのところでは
長期投資は低リスクか?
インデックス越え
他は、 Charlie 2008さんの澤上さんの一言 ( コメントを読まなきゃね!)
踏み上げ太郎さんの磁石のようにお金を集められる人が偉い?
などです。

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