2008-06-29

老後生活資金

老後生活資金(郵便局のパンフレットより)と春山さんによる60歳からの25年間の生活資金の試算を見比べてみましょうか。
> ①インフレがあって生活費が増える。
> ②額面年金は増える
> ③年金から控除される金額も増える
> ④手取りがほとんど増えない

コメントの中に不動産に関するものがありました。
> 89年の香港はモーゲージが年11%で、利回りが13%以上ありました。00年の東京都心の真ん中で、モーゲージが2%ちょっとで、利回りが10%以上がざらでした。テナント付きで買えた最高は、年16%でした。今でもモーゲージが利回りよりだいぶ低いです。
> 日本では中古でも地震保険に加入できるので、住宅を多く保有しておりますが、より安心なのは、有限責任の会社名義で投資をして、保証人である私は、個人名義で資産をあまり持たないことです。複数の法人で分散しておけば、破産すれば事は済みます。なお日本の破産法は属地法です。
> メインテナンスコストは、一棟で買わずバラして投資すれば、年1%いかないと思います。固定資産税も住宅は安いです。売買時のコストは、内装の簡単なやり替えを含めて、日本で6%、香港で4%ぐらいでしょう。売る時はもっと低いです。たとえば60歳でグロス600万円の収入を目指すのであれば、東京ならば時価1億4千万円で十分でしょう。現在40歳としたら、20年間のモーゲージをテナントに払ってもらい、今4千万円もあれば良いわけですから、不動産・株ともに投資した方が、ボケがきたとしても「飲茶生活」を楽しめます。株だけだと、大損してから加齢によるボケに気づいても、救われません。

株と不動産へ収益源を分散するのは悪くないと思います。

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