2008-06-01

春山さんの「週末の定点観測」

週末の定点観測 : 中国
> 先進国が安定すれば、それ以上に上昇方向での反応が出るだろう。
> なぜなら、先進国の安定は、BRICsの堅調を前提にしているからだ。
> 先進国のBRICs代理銘柄よりは、BRICsに直球で投資するほうが儲かるのは自明である。

週末の定点観測 : 全体
> BRICs間でも相当さがつきました。
> ブラジル、ロシアは、資源エネルギー商品価格上昇の恩恵を受けて快調に上がっています。
> インド、HKハンセン指数は、出遅れています。
> インドとブラジルの差は、年初来の5ヶ月で50%もあります。

次にどれが上がるか分からない→やはりエマージングインデックスファンド?
週末の定点観測 : アメリカ④
> ボトムに達したのか?、、、この論争がエコノミスト間で盛んになりそうだ。
> あんまり相場には関係ないように思うが・・・

週末の定点観測 : アメリカ② 住宅関連データ
> 年初来、値持ちのよかった宅建業者指数ですが、また軟調になっています。
> ここが先導して相場がダメになったわけで、ここが止まらない限り、アメリカ株の投資はしたくないと感じています。

週末の定点観測 : アメリカ①
> ほんの数日で投資家の気分がころころ変わるのが、最近の相場の特徴だ。
> 先週始まった「景気はダメだ!」という悲観が、今週の半ばに一旦ピークをつけて「そこまで悲観しなくても・・・」という見直しが始まった。
> 景況感以上に長期金利は上昇している。
> 先週株式市場が軟調なときも金利は低下せず、今週は大幅に上昇した。
> 景気のいかんにかかわらず、商品価格の上昇が来年に向かって継続するので、さらにインフレが高進するという懸念をジワッと織り込んできたのだろう。
> 4%を超えたのは特筆すべきだ。

> 貿易収支は改善している。
> BRICsなど新興国景気の堅調さによる輸出の好調と、国内消費の低迷による輸入の低調さに加え、ドル安効果が出ている。
> アメリカの貿易収支の改善は80年代以降ずーっと、こういう状況で改善し、アメリカ景気の回復でまた赤字が膨らむという事を繰り返してきた。
> 今回もまったく同じパターンだ。
> 喜ばしい貿易収支の改善ではないのだ

> 複雑ゆえに、ビジネス・チャンスとは、ご指摘のとおりですね。
> 金は脱出が容易ですが、人はなかなか困難です。でも増えているのは確かです。もし今独身なら、私も脱出します。

コメントの中で紹介されていた以前の記事
強気派、弱気派、心配派
> 投資家心理は、強気派、弱気派、心配派に3分類できます。それぞれの割合は、強気派(15%)、弱気派(15%)、心配派(70%)といった感じです。普通の人は心配派です。
> 心配派の人は、相当値段が上がって時間が経過しないと、相当程度納得しないと、行動を起こす(=株を買う)に至らないものなのです。その時、心配派が強気派に加わるので、急激な価格上昇となるのです。しかし、悲しいかな心配派は投資に向いた性格ではありません。逆張りができない性格だからです。もっと言えば、なかなか自分独自で決断ができない性格なのです。
> 私も色々迷うことがあります。しかし、意見を聞くのは強気派と弱気派の人に意見を聞くようにしており、心配派の意見は避けるようにしています。理由は、心配派は自分で考えて出した結論ではないことが多く目に付くからです。

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