2008-07-24

堀古さんの「ファニー・フレディー問題」

ファニー・フレディー問題(1)~最終的なツケは日本に
ファニー・フレディー問題(2)~エージェンシー債のリスク
> 結論から申し上げれば、私は債務の株式化(Debt-Equity Swap)が行われると考えています。即ち、エージェンシー債の一部が株式、又はワラントなどに交換されるという事です。この手法は民間企業の破たん処理にもよく用いられています。この方法が取られる可能性が高いと考えるのは、これが最も公平で、上記条件を満たす処理策であるからです。

とのことですが、FNM,FREではなく、FHLBどまりの話でへのコメントによると、強制DESでは市場への影響が大きすぎるのでは?とのことでした。

この問題に関しては吉行誠さんのconsumersな憂鬱 GSE救済? 債務超過?-FNMA, Freddie 証券の価値評価 (増補版)が詳しいです。

第224回 ファニー・フレディー問題(3)~日本政府は保有しているのですか?
> 投資というのは大きな利益を生む投資も、失敗する投資もあって、全体では中長期的に利益を生んでいくというのが普通の姿です。また頭が良い人が運用していれば失敗しないというような、簡単なものでもありません。失敗した投資だけを取り上げて、それを責めるのはフェアではないと思います。重要なのは、投資家にとって嬉しくない情報でも、このようにきっちり誠実に開示する姿勢です。
> 私が今一番気になっているのは、日本政府が外貨準備の運用の中で、この米GSE関連債券を保有しているのかしていないのか、また保有しているのならいくらかという事です。ご存知の通り、日本政府は外貨準備の運用先明細を明らかにしていません。

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