2008-07-08

損切るか? 買い増すか?

先日御自身で紹介なさった記事の近くで見つけました。3年前の記事ですが損切るか? 買い増すか?
> 株価が下落した時、その株を売るべきか、買うべきかを、非常に迷うことがある。
> 特に、買値を相当程度下回って下落したときに、その迷いは大きい。
> 金縛り状態、判断不能に陥るときもある。
>
> 私も数多くの判断ミスをしてきた。屍累々である。
> そして到達した答えは、以下のようなものである。
>
> 『まだ、その株を買っていないとして、これから新規で買いたいか? 今買えば儲かるぞ、買わなきゃ!』、そう感じるか?
> Yes!なら、俄然、買い乗せである。
>
> No!なら、いくら損をしていても売りである。『新規で買いたい! 今買えば儲かるぞ、買わなきゃ!』と思うまでは買ってはいけない。

> そうは言っても、いつもの悪魔が耳元でささやく、
> 『こんな値段で売ったら、取り返しのつかないことになるぞ!』
> しかし、それは私の場合、ほぼ100%、『根拠なきもの』であった。
> ほぼ全て、売りが正解であった。

誰だって最初から上手いわけではない、と考えれば当たり前ですが、
春山さんも「数多くの判断ミスをしてきた。屍累々」なのですね。

元機関投資家の「株で生活する方法」 投資日記: 「普通の状態」を想像する。
> 長い目で見た際に投資で負けないための重要な基本動作の一つは、「パニック売りをしない」ということだと私は思っているのですが、どうしてもその姿勢が身につきづらい人にとって、試す価値があるかもしれない思考方法は、「普通の状態」を想像する、というものです。
> 4-5年先という時間軸は、けっこうバランスのとれた思考に便利なツールともなり得るもの
> 一つだけ注意点は、”4-5年後にたどり着けない”企業だけは、考えの中からきちんと取り除いていかなければいけない、というところで、時々「4-5年後には・・」という話に対して、「ただ、もし信用市場がもう少し収縮してしまったら、その企業って、ちゃんと資金調達出来る?止まってしまわない?そこは考えた?」と訊ねると、ソワソワし始める人もいますが、そこは本当に致命的な部分なので、きちんと判断しておかなければいけません。

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