2008-07-22

ゼファー

ちぎっては投げ:ゼファーを倒産させたのはSBI
> わたしが北尾なら、SBIの息のかかったデューデリチームを送り込んで、ゼファーは実質債務超過だとレポートさせる。
> 民事再生処理を利用してゼファー向けの債権を一律カットさせる。
> SBIがゼファーに対して保有する120億の債権は担保で保全されているので、SBIの債権はカットされないところがミソです。
> 他社が保有する債権はSBI債権回収で買い叩く。ゼファーを100%減資して、SBI系ファンドがスポンサーになってバカ安で増資を引き受ける。
> そしてタダのような値段で手に入れた資産は眠らせておき、不動産市況が戻ってきた頃に高く売却して差益を抜く。
> つまり、不良債権ビジネス、いわゆるハゲタカビジネスですわな。
> そうすれば95億のゼファー株の損は楽に取り返せるかもしれない。

【重要】SBIの今後を考える【保存版】
今回の件では、ホルダーの皆様もいろいろ
お考えのことと思います。
その際の一助になればと、今後のチェックポイント
をまとめてみました。
私は、SBIの株価は少なくとも来年5月くらいまで
下げ続けると思っています。
株価も5千円を切る水準もあり得ると思っています。
その根拠になるものです。
だから、それぞれのチェックポイントが実現しなければ
私の考え方が間違っている(悲観的に過ぎる)ことになります。
ですから、先入観なく参考にしていただいて、
各チェックポイントが間違っていたら、馬鹿にして
いただけたらと思います。

まず、【①4-6月期の四半期決算】が出ますが、これは
ほとんど参考にならないでしょう。ただ、この段階で
赤字・黒字大幅縮小では、ますます悲観的にならざるを得ません。
9月までに【②無配・減配発表】もあるでしょうが、これも
ある程度折込済みです。逆に、配当維持ならば、そこまで
無理をする必要があるかと、驚くことになります。
問題は【③借換え社債の発行】が、9月までに、本当にできるか
ということです。会社も「発行予定」と公表しているだけに、
これができなければ、相当追い込まれている証拠になります。
もし、できなければ【④コミットメントライン】の使用で
継ぐことになる可能性が高いですが、昨年に比べて参加銀行の
数が増えたのに枠総額が減ったことからも分かるように、
銀行団にも警戒感があるようで、本来の長期資金を
このような一時的なラインの使用でしのぐと警戒感が高まる
ことになるでしょう。9月末を過ぎた【⑤中間決算】は重要です。
今回のゼファー関係の償却結果が出るからです。本当に
「十分な担保を確保」していたのか分かるでしょう。
この結果次第で【⑥格付け機関の格下げ】もあり得ます。
そんなことになれば【③借換え社債の発行】や
【④コミットメントライン】にもますますの悪影響があり
一気に信用不安も高まりかねません。これらへの対策は、
本来は、【⑦広げすぎた事業と資産の思い切った整理】が必要不可欠
なのですが、北尾氏の経営能力からして、無理でしょう。
結局、【⑧SBI証券株を利用したファイナンス】になると思います。
私的には、SBI証券利益連動株(トラッキングストック)なんか
がいいと思いますが、【⑨GSの政策】的には、儲からないでの
やらないと思います。GSは、このような腐りかけの会社が一番
儲かることを熟知しているからです。たぶん、GSが儲けられる
SBI証券株担保のファイナンスになると思います。
【⑩来年3月期の本決算】は、まともに決算すれば
大赤字になるでしょう。まともとは、【⑪監査法人の交代】などがなく
ちゃんと、不良資産の減損処理がされることです。
もっとも、あまり大きな処理をすると【⑫財務制限条項】に
ひっかかってしまう恐れもあるので、痛し痒しですが。
このような大幅な赤字を出せれば、外部環境が落ち着いて、
日本株大幅高になるような状況があれば、たとえ株価が下げても
決算発表を底に、持ち直してくるかも知れません。
ただその底は、3000円ぐらいになるかもしれません。

東京アウトローズWEB速報版: 【ミニ情報】カタカナ不動産「ゼファー」の破綻から〝見えてきたもの〟
「すでに不動産不況の影響はゼネコンに波及し、〝危ない〟とされる建設会社の名前が幾つか挙がっている。いまのところ、不況は不動産・建設セクターに限定されており、今後予想される〝倒産劇〟も市場のガス抜き程度で落ち着けばよいが、場合によっては、これが日本経済全体に深刻なダメージを与える可能性もある。なかでも、金融セクターが一番心配で、ここがやられると簡単に立ち直れないことは〝失われた10年〟を見ても明らか。最も注視しなければならないのは実は金融セクターだと思う」

経済速報(驚くべき金利上昇:不動産投信)
> 不動産業界を巡る経営環境が激変してきており、マスコミでも騒がれ始めてきておりますが、昨日発表されました不動産投信(REIT)の【ジャパンシングルレジデンス】の減配内容には驚かされます。
> 純利益が18%減少するとなっているのですが、その主な理由が借り入れ金利の上昇だからです。
> 今までの金利は基準金利に+0.5%であったものが一気に3倍の+1.5%となっているからです。
> 銀行の融資規制が厳しくなったとともに、不動産投信の中には資金調達難で一部で噂されていますが比較的高利の商工ローン会社に駆け込んで資金調達をしているのかも知れません。

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