2008-07-05

不動産の潮流。

先日書いた記事の詳細です。
不動産の潮流。
すべての投資のサイクルが短い。
わたしは前にもブログでかいたが、
長期投資は現実からずれている、という考えだ。
中期投資がかつての長期投資ではないか。

不動産は実際、ゆるやかな動きだが、
一般のかたはがうごくときはピークからずれている。

売れない物件がまた買いたたける時代がくる。
売り手はしばらく調達原価と、実際の売値とのギャップに、
悩む時代がまたやってくるとおもう。

かつて金持ち父さんを読んで、米国の多くのかたがおもった。
なぜ誰もが不動産に見向きもしなかったあのときに、
キヨサキのように買わなかったんだろう…と。
またそれがきている。
明日を不安におもうか、神のチャンスとおもうか。。

不動産の潮流2
利上げは、基本的に株式相場をクールダウンさせる。
特に不動産株は瞬間的に資金が去ってゆく。

しかし、中国のように成長をつづける国では、
いつもわたしは、あるストーリーを描く。
それはバブル期に日本が通った道だ。

みなさんご承知だとおもうが、もう一度復習したい。

日本は80年代初期、
米国の双子の赤字をすくうため円高ドル安に協調した。
米国の貿易赤字は多少改善されたが、
日本の輸出業は大打撃をうけた。
この円高不況に対応して低金利政策がとられた。
そのおかげで、土地などに投資資金がながれ、
不動産バブルがおこった。

利上げは投資を抑制し、インフレをおさえる…はずだが、
このとき、力強く成長する国はちがうことがおきた。

金利を上げると、
通貨のみせかけの価値(期待値)を引き上げることになる。
相対的に、不動産などの資産価値は…割安に導かれる。
そこへバブル期の日本はさらに資金がつっこまれた。。。
借入金利は7~8%のころ。
家を買うと2倍のお金を返さなきゃいけない、といわれたが、
もろともせず、割安な不動産に資金がなだれこんだ。

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