2008-10-09

痴漢常習犯が主張する捏造記事の真偽は?

ぐっちー氏のブログは、これまで数回、相場の知り合いから「こんなことが書かれているんだけど」と教えてもらって、きちんと考えると話がおかしいと思って、教えてくれた人に返事したことがありました。内容は相場についてで、私より詳しい人なら馬鹿馬鹿しくて匿名の相手に対して論破する気も起こらないでしょうが、何も知らない人は「ぐっちーさんって凄いな」と思うような、刺激的な書き方でした。
ぐっちー氏のブログの全てが捏造というわけではなく、大体は私も納得できることと、私には真偽を確認できないことでした。
その記事と、私がおかしいと思った内容は忘れてしまいましたし、知り合いとのやりとりも掲示板でのことで、ログが流れてしまいました。

そんなことがあったので、今回の盗作の問題でも「ホラ吹き野郎が何言ってやがる」っていうのが第一印象だったのですが、池田信夫氏が
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8c150f9687c9e68afc2f14dabfa6668e
植草氏に関する記事が捏造だという記事が植草氏のブログに出ていることを紹介なさっていました。

これだけではぐっちー氏の話ばかりで植草氏の主張の真偽に触れていませんので、客観的に100%ではないにせよ正しいのでは、と思われる根拠を挙げますと、
1.ぐっちー氏のブログによると
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/aaa15a929a24110eb2d884ccfca42c18
社会 / 2006-09-14 16:25:34
これから本人に会いに行ってきます。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20060915
社会 / 2006-09-15 09:14:50
植草君に会ってきました。

となっていますが、13日夜に逮捕されて、取調べ期間中、弁護士でもない単なる友人が、16時から9時の間に会えるのでしょうか?

http://www.shomin-law.com/keijijikentaihogo.html
> 逮捕されてから裁判所が勾留決定をするまでは、法律上は家族・知人も自由に面会できることになっています。しかし、面会時間(平日の9時から5時まで)外だとか、取調中で会わせられないとか言って、実際には会わせてもらえないことが多いようです。
青森県警察本部の資料ですけれど、県毎に違うものでもないでしょう。
2.面会に行ったかどうかは警察に記録が残っている筈。私が興味本位に聞いても教えてもらえませんが、今後名誉毀損などで裁判になれば証拠として出されるので、もしぐっちー氏の記事が正しく植草氏が嘘をついているなら、植草氏のほうから言い出さないだろうと思いました。

それ以前の話については
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080522ddm012040153000c.html
> 同誌は04~06年、「野村総研勤務時代に示談した痴漢余罪が3件ある」などと3回にわたって報じた。判決は「裏付け調査をした証拠はなく真実とは認められない」と述べた。
という判決が出ています。

ぐっちー氏の発言の信憑性についてはボラが微笑むから:ブロガーの良心でも指摘されています。
> マスコミがああいうはったりで生きていける世界なのだとしたら、失敗即身銭を切らされるマーケットと比べてなんと甘ちゃんな世界なんだろうと思わざるを得ません。

動機は「ある種の正義感」だそうです。 アルファブロガーに聞く ~ 第7回 ぐっちーさん - 毎日jp(毎日新聞)

10月7日のハイライト:誰かが死んだ・・② アイスランド & プーチンの戦略へのコメント
> 証券会社のセールスマンだから、よくわからないことや事実未確認のことを、ペラペラとさも自分の意見のようにいうのは非難できないな。それが彼らの商売の流儀だから

> グッチ-氏のブログは、まだ広まりだしたばかりの悲観シナリオを、早い時期にゴミ掃除機のように披瀝してくれるので、私もよく読みます。
> 書き手に明らかに嘘つき癖があることを念頭において、眉毛にべとべとに唾つけて読めば、役立つサイトだと思います。
> 金融界の、週刊誌、東スポみたいなもんでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿