2008-10-13

週末の定点観測

週末の定点観測 : アメリカ②

昭和50年代以降の日本株にどっぷりつかっている投資家は、こんな低いPERは体が受け付けないでしょうが、世界的には珍しくないのです

週末の定点観測 : 日本
=======不動産経済通信 (10/9)==========
JP、福岡市で年内にマンションを開発
 ―地元電鉄など大手資本系がJVで名乗り

 日本郵政(JP)グループは、都市開発デベロッパーと共同で推進していくマンション開発事業の第1弾として、福岡市でプロジェクトの具体的な検討に入った。既に締め切られた事業者募集には、地元電鉄会社をはじめ、大手資本系列の企業が名乗りを挙げたとみられる。今後、プロジェクト地の選定を急ぎ、年内をメドに事業化を目指す。

 JPグループは、福岡市内に多くのマンション種地を保有している。まだ第1弾のプロジェクト地は決定していないが、既に福岡中心部で更地化している「メルパルク福岡」跡地(福岡市中央区)が有力視されている。日本郵政は9月中旬に、福岡でマンション開発事業を検討することを表明、同月中旬から下旬にかけ、事業者を募集し締め切っている。

 このほか、東京都内など各地でマンション開発事業の検討を進めている。東京・目黒の社宅は、マンション事業化も視野に入れ、既に更地化している。

 同社グループは、全国で社宅を4万5000戸規模保有、そのうち首都圏で560棟・約1万6000戸、東京都内では390棟・約1万戸にのぼる。グループの不動産資産のうち、社宅は郵便局舎に次ぐ資産額シェア。こうした社宅群をもとに、デベロッパーと組み、分譲方式を中心としたマンション開発を展開していく。

 JPグループ全体で持つ不動産は、簿価ベースで2兆7000億円規模(07年10月時点)。このうち、東京中央郵便局などを持つ郵便事業会社が1兆4000億円規模、社宅を持つ郵便局会社が約1兆円を保有している。
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続々と始まるのだろう。
需給悪化に拍車をかけるのかもしれない。
購入する人には、やっと安く買えるのだ。

週末の定点観測 : 中国

中国の農地改革ですが、9日のFTにリーク記事が出ていました。

ポイントは、農民は「国から耕作を、30年間請け負っている」のですが、
この耕作権を他人に事実上譲渡できるようにするか否かを注目しているのです。

譲渡できれば、土地が集約化されます。
大規模農地になれば、トラクターの導入などが可能になって、生産性が上昇します。

9日から12日まで開催されている中央委員会全体会議の結果は、週明けにボロボロとリークされると思うので、注目しています

他の人ですがノーベル賞より「任天堂」ほしい―中国メディア論説 2008/10/09(木) 13:48:57 [サーチナ]
浙江在線は8日、中国が目下のところ必要としているのはノーベル賞ではなく、日本の任天堂を大きく伸ばしたような経済分野での人材だとする論説を発表した。現状を考えれば、ノーベル賞受賞者に中国国籍の研究者が選ばれないことで落胆しているべきでなく、国の基礎を着実に固め、経済と科学技術が全面的に伸びれば、ノーベル賞はおのずから近づくと主張した。

  同論説は、ノーベル賞は国籍、民族、思想、宗教に関係なく、成果の大きさを評価の対象にする賞だと紹介。中国人がノーベル賞を渇望しているのは、面子(メンツ)の問題だけではなく、中国が科学の分野などで世界の最先端に到達したという「証明」がほしいためだと分析した。

  さらに、ノーベル賞、特に科学分野での受賞がないことは「中国の科学技術の真のレベルをよく反映しているものだ」として、「ここに、発表のたびに国民ががっかりする理由がある」と論じた。

  同論説は続けて、中国人は中国の現実を直視すべきだと主張。同論説によると、「現在の急務は貧困層をなくすことだ」「ノーベル賞よりも必要なのは日本の任天堂を育てあげたような、企業の人材だ」と論じ、従業員が1000人に満たなかった任天堂が、1994年には税引き前利益が上場企業中第2位としたなどと、同社を紹介した。

  同論説はさらに「1個や2個のノーベル賞を取って自尊心を満足させるよりも、国としての基礎固めをする方が、よほど大切だ」、「国全体の経済や科学技術のレベルが向上すれば、ノーベル賞はおのずから近づく」と結論した。

  写真は2008年のノーベル化学賞を受賞した銭永健氏。勤務している米カリフォルニア大学での祝賀会で撮影。

  銭永健氏は1952年にニューヨークで生まれ、米国籍。中国で「国民的英雄」とされる物理学者、銭学森氏のおいでもある。銭学森氏は1940年代に米国で空気力学の研究が高く評価され、50年代に帰国してからは中国のミサイルや宇宙開発にも貢献した。

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