2008-10-17

大恐慌突入の確率

大恐慌か否か!? - たーちゃんファンド - 楽天ブログ(Blog)
木下さんのコラムを読んで知ったのですが、

過去のリセッションでGDPが大きく落ち込んだのは

・共産主義革命
・第二次世界大戦
・世界大恐慌



の3点くらいであり、

通貨危機ではマイナス8%程度のGDPの減少が見られましたが、

結果としてその時株を処分した投資家は大間違いだったとの

過去の事実があるそうです。

  《参考リンク》
    ↓↓
http://www.zyoutou.com/report/html/028.html






そこで、今後GDPを大幅に減少させるという

この3点が起こりうる可能性を考えてみます。


・共産主義革命

 もう既に共産主義は崩壊してまんがな。

 今更、本気で共産主義革命を

 考えている日本人はいないでしょ。




・第三次世界大戦

 戦争が起こらなかったら株で丸儲け、

 戦争が起こったら株価がどうなっても関係ないでしょ。

 こんなものを心配しても意味がない。

 そもそも世界大戦は大恐慌の後に起こるものだから、

 戦争よりも大恐慌を心配する方が優先順位が高い。




・世界大恐慌

 現実的に心配すべきはこれだけですね。

 そこで面白い写真を拾ってきたので

 大恐慌当時と現在を比較してみましょう。






『株価』は・・・
  
  世界恐慌時の下落率が3年間で約87%です。

  この記事では約1年間で約27%です。

  ただしこれはちょっと前の記事ですので、

  現在はマイナス40%くらいかも。



『失業率』は・・・

  世界恐慌時は約4年間で約3%から約25%に上昇しました。

  今回は約1年間で4.7%から6.1%に上昇しました。

  世界恐慌時には銀行の取付騒ぎがあったために

  金融機関がストップし、

  それが失業率の激増に繋がりましたが、

  今回はそんな騒ぎが起こっていません。




『GDP』は・・・

  世界恐慌時は約4年間で約30%減少です。

  今回が2008年上期はプラス成長です。

  どうもこれから-30%になるとは考えにくいですね。





今回の金融危機は、当時に比べ良い指標が示されています。

金融危機がもう少し長引くでしょうから、

今の数字より悪化するでしょうが、

1929年の世界恐慌のようにはならないでしょうね。



日本は1990年からのバブル崩壊後の失われた10年で

不良債権処理に血道をあげて来たため、

金融機関が欧米の金融機関に比べてリスク資産を保有しておらず、

優位に立てる状況であります。


通貨危機が起こるとしたら

『ドル』・『ユーロ』の暴落の可能性が高く、

それは言い換えると『円の独歩高』と言い換える事が出来ます。



そんな状況なのに世界一割安な日本株を投売りするなんて、

外資さんも資金繰りが切羽詰っているとは言え

可哀想ですね・・・

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